日々の暮らしを記憶に刻む

 日記、詩、短歌、読書録など焦らず無理せず書き続けています。
傍ら移りゆく社会及び地域の有り様を綴るブログです。

鎌倉霊園と浄明寺の境内へ

2016-09-18 17:30:09 | 詩 エッセイ
       朝から降雨の予報でしたが
       午前7時、家を出る際は曇り空

9月19日・写真(浄明寺と石窯ガーデンテラス)を挿入

 先月から決まっていた末の妹の13回忌。
享年50才で亡くなった妹、命日は9月22日ですが
早くも13回忌を迎えました。一人娘が遺されまし
たが、その姪も今ではアニメーターとして事務所
を構え、テレビやアニメ映画の作画監督などをし
ながら頑張っています。
親類中が集まるというような本格的な法事ではあり
ませんでしたが、霊園の墓地前に10人の親族が集ま
り心のこもった供養が出来ました。
 墓地前に集まった午前11頃には、俄か雨が走り寄
ったのですが、傘を濡らす間もなく去ってくれまし
た。おかげで難なく墓地の草引き掃除を終え、清し
く整った墓前に一対の花を供え、続いて線香の火を
点し、順番に額づいて合掌。
各自なにを祈ったのか、誰も其れを聞くことはあり
ませんが、私たち三姉妹は先ず妹を追悼しながらも、
同じ墓に眠る父と母、長兄、次兄、二人の妹、一人
の甥の決して長くはなかった命への、限りない哀惜
の情を噛みしめていました。
 私の場合は昨年一昨年と続けて、此の墓地に来れ
ませんでしたので、三年ぶりの墓詣となりました。
人の命の尊さ、其の重みは測れるものではないと思
いますが、遺された者の哀しさ切なさだけは姪や甥
の若さからも十二分に汲み取って来たつもりです。
それだからと言って、甥や姪の此れまでの暮らしに
どれ程の力も尽くせはしなかったのですが、皆が皆
社会人として一人前に働き成長している様子に、深
い喜びと安堵を感じることが出来ました。
姪と甥が其々結婚するのか、しないのか等は、あまり
拘らないことと心得ています。それより成人前に親を
亡くしているにも関わらず、曲がった道に走らず自己
を確立してきたことを其々に祝したいと思います。
 鎌倉霊園の中にも食事が出来る場もあるのですが、今
回は車に分乗し、霊園太刀洗口から坂を下り、更に稲荷
山を目指し「稲荷山・浄明寺」入り口車止めに降りまし
た。





禅寺の静謐さ漂う茶堂の庭



石窯ガーデンヘ





この寺の境内、奥庭に添った階段上にある建物「石窯
ガーデンテラス」が妹一家が予約してくれた場所でした。
ネーミングから想像していた場所より趣のある、木々に
囲まれた閑静なレストランでした。
ここはかつて「大休寺」という寺のあった土地だと言い
ます。
 大休寺は、足利尊氏を支えて室町時代、室町幕府の
政治を行った弟、足利直義が創建した寺で、境内には
様々な植物が育つ薬草園があったと伝えられています。
直義は、大林寺の隣にあった「延福寺」で亡くなった
とされています。
ここから近くには喜泉庵という1500年代に茶堂があり
ましたので、平成3年に復興、開席されました。今日で
は有料で抹茶と和菓子を戴けます。禅宗の名残りを留
めた枯山水の静謐な庭を眺めることが出来ました。


車止めまで戻る境内には、芙蓉や彼岸花が咲いていまし
たが、写真を撮らずにしまいました。
後に姉が「写真送るわね」と笑顔を向けてくれましたの
で、その折に期待しながら、皆との、しばしの別れを惜
しみました。
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2 コメント

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Unknown (深山あかね)
2016-09-18 19:55:19
 姉妹が多く、このようにきのおける女性同士でつどえていつもうらやましく思います。その方々と、落ち着いて墓参ができて、さらに由緒あるお寺などをも歩けてよい一日でしたね。
 今日は、どうしたわけか、私もうちで一人でつゆ草を眺めながらお抹茶をいただきました。
 
Unknown (みどり)
2016-09-18 23:07:10
深山あかね様
 姉妹は77歳を迎えた姉と7月に70歳を迎えた妹、今では3姉妹となりました。6人兄妹として育ちましたが、死別は意外にも早かった感じです。嬉しく楽しいのは未婚の姪たちが優しく交流してくれます。
 鎌倉は連休で渋滞かと思いましたが、天気予報の影響もあったようで、車の流れも比較的よく、気持ちの晴れる法事となりました。
 お抹茶を点て、一人静かに頂く時は心が落ち着きますね。以前はしばしばお茶を点てましたが、此の頃胃の調子が悪く、濃茶が飲めずにおります。昨年9月「下行結腸・虚血性腸炎」で入院し、退院後も一ヶ月ほど、固いものを食べなかったのですが、どうも夏場の暑さが響くようです。体重は増えていますので心配はないようですが、何となく胃が重い時が増えました。このようなことを記しても、どうぞご心配なさらないで下さいね。
本日も美味しい魚の料理など残さず頂いたのですから。

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