日々の暮らしを記憶に刻む

 日記、詩、短歌、読書録など焦らず無理せず書き続けています。
傍ら移りゆく社会及び地域の有り様を綴るブログです。

「こころを動かす言葉」加賀見幸子・著書を読む

2017-06-19 18:45:56 | 読書・映画・演劇・舞踊・美術
    加賀見幸子さんサイン入り
    257ページの幻冬社・文庫

博品館での朗読会場にて購入
500円の定価は加賀見さんの希望。
エッセイ集です。
「石の声が聞こえる」「メッセージ
の根源にあるもの」「メッセージを
どう聞くか」此の3編は国語教科書
にも取り上げられています。
その他『ことばの心・言葉の力』等
著書多数出版されています。



加賀見幸子
1963年にアナウンサーとしてNHKに
入局。
ニュースから古典まで様々な番組で活躍。
退職後も「NHKアーカイブス」
「ラジオ深夜便」「大河ドラマ」「古典
講座」などを担当。

 NHKのアナウンサー時代から
加賀見幸子さんの声が大好きでした。
温かみのある声の響きの良さ、間の良さ、
しみじみと心に届く朗読や解説、時代劇
などのナレーションの素晴らしさ、一度
だけ或る喫茶店で近々と姿をお見かけし
ました。声を掛けたい衝動を感じました
が、あまりに失礼と思いそっと会釈をし
落ち着いた装いを心の中に留めたことが
ありました。今回のサインは、予め書き
込まれてありましたので、接する機会は
なかったのですが、加賀見幸子さんの朗
読舞台は常に満席と聞いています。


*エッセイの読後感などは、夜間に追記
の予定です。
以下、追記部分
裏表紙より
『四十年以上アナウンサーを続けてきた
日本語のプロが、話し方の極意を説き明か
す。
大切なのは「息づかい」や「語尾」の収め
方。「お元気ですか」という挨拶を「お元
気そうですね」に変えてみると、相手の表
情が急にイキイキ明るくなる。身近なエピ
ソードを交えながら、日本語の奥深さを教
えてくれる。多くの気づきがたくさん詰ま
った名エッセイ。』

 最近の国会での論議、質問に対し応える
議員の言葉の危うさなど、あまりに酷いと
思っていましたので、この本を読み進めて
いくと、幾度もほっとします。
言葉を慈しむことは、言葉を発する人その
者をよく見極め、大事にすることでもある
ようで、目次の順を追うほど、加賀見幸子
さんという人間の謙虚さや大きさが伝わる
エッセイでした。
教えられつつ、いつの間にか自分なりに悟
るものが多かったのですが、「読む」は人生
の宝という、「読むことは生き方のメッセ
ージを読むこと」(130ページ~)と有り
長く朗読に関わり生きて来た人の、示唆に
富んだ指摘、深い思いが伝わってきました。
 自分の身に引き寄せて、朗読というもの
を少しでも学べたら・・・・・という気持ちで
求めた一冊でしたが、バスや電車の中でも
気軽に読めそうな文庫本ですから、繰り返
し読みなおし記憶に留めたいと思います。
過去には加賀見さんの声に惹かれていただ
けでしたが、人としての思いや考えを知る
ことで、加賀見幸子さんという存在其のも
のへ強い好感を抱くことができました。
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その他
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