沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

「憲法と建国記念日」を考える2.10集会に参加しました

2018-02-12 11:55:56 | 日記

 2月10日、連合会館で開かれた「『憲法と建国記念日』を考える2.10集会」に参加しました。会場は満杯で250人が参加。

 講演は「『明治150年』と天皇代替わり」というテーマで原武史さんが講演。皇室典範の終身在位を改正しないまま「特例」として2019年4月30日に現天皇が退位して、皇太子が5月1日に即位することが決まった。今年は明治150年。政府は、この代替わりと合わせ、明治150年を祝い、2020年の憲法改正と合わせて「天皇の元首」を目指すかもしれない。代替わりと憲法改正の連動について警鐘をならした。
 報告として、アジアの平和と歴史教育連帯のカン・ヘジョンさんが「日本の歴史認識と韓国」と題して、日本の歴史認識や「従軍慰安婦」をめぐる問題、教科書問題など問題提起された。

 また、主催者挨拶では、昨年6月23日、安倍総理は慰霊の日に「沖縄が負った癒えることのない深い傷を想うとき、ただただ首をたれるほか、なす術はありません。平和な世界の実現に向け、普段の努力を続けていく、その誓いを新たにする日であります」と述べたが、安倍総理のごまかしや個人的野心を許さず、「明治の日」制定や憲法改正し戦争する国づくりを絶対許さず、しっかり対抗していこうと訴えていた。
 明治は、沖縄にとって、琉球併合・旧慣温存の植民地の時代、そして、沖縄戦の捨て石、米軍支配、現在の弾圧「基地押し付け」へとつながっている、許しがたい時代。決して「祝う」ものではない。「抗する」時代だ。

 ゆるやかに、したたかに、理不尽な差別に抗っていきましょう!


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