都市と地方、正規社員と非正規社員、中高年と若者、世代間の格差、勝ち組と負け組・・・と挙げれば限がない。官民挙げてその是正に奔走しているが成果が上がらない。市場原理・経済による規制緩和の負の遺産である。一部の識者の指摘ではネオコン・新保守主義は終焉を向かえ新たなる枠組みが登場していると。グローバルスタンダードは知のフレームの新生で激変すると先見の明を披瀝している。私も賛同する一人である。日米同盟を基軸とするスタンスには近未来、変更はないものと思うが軍事力、経済力、資源力等においてここ数十年は圧倒的に米国が優位を保持してきたが、台頭する中国やインド、ロシアの動向には看過できない情勢がでてきた。日本の経済水域にまで中国軍艦が平然と出没している。爾来の米国一辺倒の日本のスタンスは変更を余儀なくされる時期にきている・・・。知のアンテナを四方に広く張り巡らし日本の近未来に適合する枠組みを再構築する必要性が迫られている。政治家は右往左往する事なく熟慮・熟考すべき時期に来ている。一国独自の政経枠組みの構築では最早、通用しない。全ての枝葉末節に至るまで世界の事相・事象・事態に連動しているからである。何れにせよ資源小国の日本は加工貿易を堅持する事に終止符が打たれる。有能な人材育成とトップ技術・サービスで世界に打って出る<他国と自国>との“循環経営”で生き抜く構えを構築すべきである。そういうスタンスで世界と互角に渡り合わなければならない。諸々の手法を取り入れつつ生き残りを賭けなければならない。翻って国内の格差縮小も平行的に解決すべき喫緊の課題である。地方、過疎地でも生活はおろか生存さへ保障されない窮地に追い込まれている。政治はそこにこそ光を当てなければならない。同時に地域自体も自助努力で生活の糧を得るために生き残りを賭けて必死に開拓する智慧を出して新たなる地平を切り拓くべきである。その取っ掛かりが地域に埋もれた「伝統や文化」の発掘であり<再生・復活>である。どの地域にも祖先が営々として築き上げたその地域独自・独特の文化があり伝統がある。そのオンリーワンを目指して再生し復活させ全国にアピールして自地域に足を運んでもらう事である。<地域の再生・復活は地域の手で!>を合言葉に推進すべきである。全国に公募してアイディアを募り広告する。地方紙を駆使すれば記事として取り上げ無償で掲示してくれる。智慧の出しどころで勝負を賭ける。先進県の事例が数多あるので、それを参考にして活用すればオンリーワンの秀逸の事例を生み出せる。たとえば一事例として企業流出に悩む大阪府は「天満天神繁盛亭」をオープンさせて賑わいをみせている。これも観光客誘致の起爆剤となった(上方文化の伝統を取り戻した例である)。5000万人の観光都市 京都でも更なる誘致で工夫を凝らし商議所のハイテク企業が「小倉百人一首文化財団」を設立し「時雨殿」を嵐山にオ−プンした。地域の伝統的文化力に注目した創出である。過疎に悩み閉鎖寸前の村落が再生する切っ掛けは、その地域独特・独自の“伝統文化の掘り起こし”に賭ける情熱である。アイディアでの勝負である。もう一度見直そう!“吾が村の文化を!伝統を!”その復活の鍵は、そこ等に幾らでも転がっている。【掘り起こそう!祖先伝来の<吾が村>の希少価値の文化を!!】 離島・過疎地、山魚村出身の私の願いでもある。・・・










