だらだら日記goo編

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ミケランジェロはおかしい?

2017-07-15 06:58:30 | 日記
一昨日、三菱一号館美術館に「レオナルド×ミケランジェロ」展を観に行き、それから医者へ、疲れきって、金曜日は1日寝ていた。
でま、この展覧会、ミケランジェロの彫刻展は、昨年、パナソニックミュージアムで開催されたけど、目玉の一つに、ミケランジェロの彫刻、「十字架を持つキリスト」が展示されている。
しかしながら、この彫刻作品は考えるとおかしい。
一糸まとわぬ姿のキリスト、しかも筋骨隆隆としている。
十字架を持つ訳だから、生前のイエスとも考えられるが、しかし、それなら、筋骨隆隆としているのはおかしいし、だいたい局部くらいは、腰巻きで覆うのが礼儀だ。
復活したキリストなら、つまり、人間ではない。当然、局部など描く必要はない。
イエス=キリストとは、つまり、イエスはキリスト、つまりメシアであるという意味。
人間イエスは、十字架の上で、「我が神、我が神〜」と叫んで死んだ。
それが復活した。というのがキリスト教徒の理解で、それが、イエス=キリストということ。
キリストというのは、ただの普通名詞だから、イエスに限らず沢山いる。
さて、ミケランジェロはシスティーナ礼拝堂の天井画「最後の審判」も描いた訳だが、これまた、全ての人物は裸体で表わされている。
これも考えると珍しい。
裸体表現に拘るミケランジェロとは何者か?
資料を見ると、ミケランジェロは若い青年と同性愛者だったらしい。当然結婚していない。
ここいら辺、あまり言及されることないが、ミケランジェロという人物を考える上で重要に思われる。