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幸せは何処にあるか

2017-05-18 00:28:54 | 日記
カール ブッセはうたった。
山の彼方の空遠く、幸い住むと人の言う
ああ我人と求め行きて
涙さしぐみ帰りきぬ。
山の彼方の空遠く、幸い住むと人の言う

つまり、幸せは、何処か遠い所にある、と思って、探したけど、やはり見つからない。
しかし、やはり、幸せは、何処か遠いところにあるような気がする。
という意味だろうけど、幸せは、そういうものだろうか?
ユートピアなる言葉もあるけど、これは、ギリシア語の、否定+トポス=場所、で、要は、「何処にもない場所」だ。
すると、幸せを、「山の彼方」だの、自分の外に求めるのは間違いと言える。
すると、必然的に、幸せは、自分の内にある。という理解になる。
哲学者カントは、徳だけでは「最上善」で、それに「幸福」が加わって「最高善」になると解いたけど、カントの幸福の定義は「全てが自分の思いのままになる状態」を言う訳で、つまり、やはり外の世界に依存する。
するとどうしても、最高善の実現には、「神」と「魂の不死」と言う宗教を「要請」せざるを得なくなり、かくして、道徳は、宗教に移行する。
宗教を要請しなければ達成出来ない「幸福」と言うのも困る。
そうではなく、ごく日常で、自己を肯定することによって、感ぜられる幸福というものがあると思う。
自己肯定、これはなかなか難しい。
つい、他人と比較してしまうし、優越感からの自己肯定は虚しい。
そうではなく、ありのままの自分を認める。苦しかったけど、こうしか生きられなかった。だから、これで良い。そんな肯定もあるように思う。そして、結局、幸福とは、そういうことなのだろうと思う。
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