だらだら日記goo編

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改訂は遅れると

2017-01-20 21:09:13 | 日記
今年、2017年に、WHOの、診断基準である、ICD11が発表され類予定だったが、ちょっと遅れているようだ。
まあ、ICDは、発展途上国の死因を掴んだりする方に重きがあり、精神疾患については、DSM5を踏襲するだろうという見方が強かったけど、精神部門はアメリカ人が牛耳っているからそうなるだろう。
DSM5は明らかに失敗例だった。
「スペクトラム」概念を用いて、疾患名ではなく、障害の程度を強弱で表そうとするが、すると、「自閉症スペクトラム障害」だの、「統合失調症スペクトラム障害」だの、自閉症、統合失調症、と言った過剰な診断が行われる。
しかも、実務の場では、DSMを用いても、役所の方は、ICDで診断を求めてくるから、年金とか医療に関する書類は、ICDで書かなくてはならないという不都合が起きる。
自閉症スペクトラム障害は、当然、診断書では、まだ、「発達障害」として記載されなければならない。
で、僕の場合も、「自閉症スペクトラム障害」と診断された訳で、鑑定医は、「法よりも、自己の儀式的行動を優先するわけだから、相当、障害は強い」と述べておられるのに、判決文では、「普通の人の拘りと同じ」などと書かれ、しかも、それが「信頼できる●✖︎鑑定によれば」などと言うのだから、鑑定を誤解している訳で、上告審で、職権破棄を求めざるを得ない。
つまり、DSM5は、一般の人には浸透していない。「スペクトラム」概念は分かりにくい。
しかし、裁判所もだんだん変わると思う。
一審の裁判官が「ICDでやりますか、DSMでやりますか」といきなり言ってきたり、控訴審の裁判長さんは「条件反射制御法は窃盗は人にはよく効きます」ときちんと分かっておられたりー。
うちの主治医は、依存症ブームに乗って、今度は、ストーカー加害者治療まではじめた。
どこまで行くやらー。

追伸、相模原の大量殺人の鑑定もそろそろ終わるだろうが、薬物による、妄想で、心身喪失状態にあり、起訴出来ない。などとなったら、世間が許さない。起訴せざるを得ないだろうな。