俺、隠岐に立つ

11年間の島暮らしを終え、ワイン農家を目指して岡山へ。
グッドライフを探す旅と美味しいものを綴ります。

縁は異なもの

2012-09-23 | インポート

縁は異なものと申します。

 

本日は、驚くべきお話をご紹介。

日曜日に漁協の直売所で店番をしているときに、観光で島に来た様子の

お客さんに何気なく話しかけた。

「どちらからいらしてるんですか」

 

なんと、私の幼稚園の先生だった。

しかも、私の顔を見て当時の面影があるという。

なんたる偶然。

 

そして、ご縁に感謝します。


シイラ

2012-09-23 | インポート

シイラのソテーを盛り付け

シイラをいただいた。

ここ、海士町ではあまり喜ばれない魚だけど、お隣の隠岐の島町では

祝いに欠かせない魚となる。

味はとてもいい魚だから、もっと食べればいいのに・・・と思う。

塩・胡椒して30分待ち、にんにくを炒めたオリーブオイルで軽くソテー。

うむ、ちゃんと美味しいです。

昨日作った〆鯖が絶品だったので、近々また作ってみようと思うとります。

やはり海の近くはたまりませんな。


海士の学校給食

2012-09-21 | 島暮らし術

海士町に2つある小学校のうちの、福井小学校にお邪魔して

 

子供たちと給食を食べてきました。

 

学校給食を食べに小学校へ

 

60人ほどの全校生徒が、給食室で一緒に食べます。

 

 

 

今日のメニューは、栄養士さんのブログに譲るとして、 感じたこと。

 

 

 

以前も書きましたが、子供たちのためにすごく考えられたメニューがすごい。

 

 

 

それと、放送委員がすごい。

 

子供たちがメニューを説明し、その日の食材(ピーマンは〇〇さん)の

 

生産者名が発表されます。

 

 

 

そして、食後にちょこっと挨拶をさせてもらった時に、子供たちに質問してみた。

 

「魚好きな人~?」

 

「はーい!」

 

なんと、ほぼ全員が手を挙げてくれました。

 

先生からのフォローとか、空気を読むとか、そんな感じではなく、

 

「はーい!」って。

 

 

 

おじさん感動しちゃった。

 

 

 

給食でみんなに海士町の美味しい魚介類を食べてもらえるように頑張ります。

 

 

 

 

今日はご馳走様でした。

 


火の国 熊本

2012-09-19 | 旅行記

台風16号に向かって、火の国熊本へ。

加藤清正

実戦における戦闘力重視の熊本城は、威風堂々。


祭に狂乱する人々

たまたま「藤崎八幡宮秋の例大祭」に遭遇し、虜になる。

まるでジャマイカのサウンドシステムのような迫力。


キリスト文化を感じさせる建物

島原には、今から約380年前、平等な世の中を求めて革命を起こした人たちがいる。

 

残念ながら、本命だった阿蘇のパラグライダーはお預け。

 

もう一回行きたいぞ、熊本!


イカの季節の風景

2012-09-11 | 島暮らし術

イカの墨で汚れた船体

海士ではイカ釣り漁が最盛期を迎えている。

この時期、漁師さんの船はイカの墨で真っ黒。

手際よく港でイカを捌くおかみさんたち

イカの一部は素早く捌かれ、一夜干しやスルメに加工されます。


回転しながらイカを干す機会

まだまだ全開とはいかないけど、イカクルクルが

島の至る所で回りだしております。

色鮮やかなイカ釣りの仕掛け

こちらがイカを獲る漁具。

一般の方はあまり目にする機会がないかもしれません。

こいつが等間隔に結んである仕掛けがイカ釣り機によって常に

動きながらイカを誘います。

 

通称、おっぱい針。

 

本当です。








イカのマルセイユ風

2012-09-08 | 島暮らし術

料理の腕を上げるため、月に1度奥様に料理を食べてもらうことにする。

その、第一弾。

 

旬の白イカを使って、何か旨いもんができないか?

と考えて、「イカのマルセイユ風」に辿り着いた。

 

輪切りの白いかでちょっとおされに

写真が暗い・・・

 

作り方は、こんな感じ。

①イカをオリーブオイルで強火で炒める。

軽く火が通ったら、にんにくのみじん切りを加えて香りをつける。

②オリーブオイルを引いたフライパンで、玉ねぎを弱火で炒める。

ペースト状になるまでやるのが理想。

③トマトを加え、ドロドロになるまで炒め、カイエンヌペッパーで味付け。

塩コショウで味を調える。

④先ほど炒めたイカをさっと炒めながら和える。

パセリのみじん切りを加える。

⑤トマトソースをさらに乗せ、その上にイカを盛り付ける。

⑥トマトのコンフィをまわりに配置する。

 

 

反省点は数あれど、美味しかったので及第点かな。

 

継続は、力なり。

 












 


タイムを探しに

2012-09-08 | 島暮らし術

庭に植えたハーブ タイム

今日は料理当番。

晩ごはんに使うタイムを庭に探しに行く。

 

 

雨上がりだからか、植物も動物も、昆虫も元気。

 

モロヘイヤの葉に乗るアマガエル

モロヘイヤに乗るアマガエル。

オンブバッタを久々に見た

バッタに乗るバッタ。たぶん、オンブバッタ。

 

赤いパプリカ

真っ赤な目立つパプリカ。

 

パプリカ 緑

今日庭で見た中で、一番きれいな緑色。

 

ルッコラが発芽しました

ルッコラの芽も成長してきました。

 

 

横向きのトマト

横向きに生えるプチトマト。

 

セスジスズメの幼虫だった!

アゲハ蝶になるのかと思って、よく調べたらセスジスズメという蛾だった。

イモ類の葉が好物だそうで、我が家のサトイモの葉を食べていました。

駆除済み。

 

 

ことしはいつもよりだいぶ稲刈りの時期が早いみたいです。

そんな9月の記録。

 


島の人

2012-09-05 | 島暮らし術

島では味わえない種類のウニを、


島の住人と、


「島の人」というオンラインショップで


取り寄せて食べた。



北海道は礼文島の海の幸。


 

こりゃ、旨いわ。

キタムラサキウニとエゾバフンウニの競演


うにのるいべ

 

ウェブサイトの写真がキレイ。

 

勉強します。

 


最近のお仕事

2012-09-03 | 日記・エッセイ・コラム

最近、仕事が忙しい。

 

 

嫌な意味ではなく、充実した時間を過ごしている。

 

もちろん、まだまだ頑張る余地はあるけれど、少しずつではあるが

いろんな仕事が繋がりだした感覚がある。

黒板に羅列された鯛の出荷明細

数日前の出荷を記入した黒板。

今は白イカの出荷がメインだけど、この日は鯛も大漁!!

なんと、一隻で36箱!約180kg!

 

この鯛は山陰の台所、境港魚市場のほかに京都と岡山の市場に

出荷されています。

以前視察に行った市場のそれぞれの担当者と、

コミュニケーションが取れるようになったのが大きい。

 

 

そして、この鯛は神経絞めという絞め方をしています。

手間をかけることで商品価値を向上させ、価値を認めてもらう。

活〆講習会は無駄じゃなかった!

 

 

こういった取り組みを一緒に出来る漁師さんとの関係も、嬉しい。

漁師になる夢を持って海士にやってきた弟子と師匠はいいコンビ。

大変だけど、頑張ってください!




さらに、最近ある温泉旅館とお取引を開始しました。

いい食材をいい状態で届けるために、試行錯誤。

余所からすれば当たり前のことだろうけど、一つ一つ確認しながら。

いずれ、血となり、肉となるはず。

こちらの取り組みを応援してくれる熱意に感謝。

 

 

 

日々は、いい感じ。

先々は、まだまだ!