俺、隠岐に立つ

2010年横浜から隠岐・海士町へ。
自然に囲まれ季節の移ろいを感じながら大好きな魚のことを考えて暮らす幸せな毎日を綴る

徳島県神山町に行って気が付いたこと(後篇)

2017-04-19 22:28:02 | 島暮らし術

徳島県神山町に行くことが決まった時、真鍋さんのオススメもあってAirbnbで宿をみつけることにした。

その結果、自分自身の暮らしを見つめるいい機会を得ることができた。

 

 

泊まった宿は、昔の酒蔵を改装したお洒落な古民家

地元野菜を中心にしたフランス料理のお店「カフェ オニヴァ」の奥で、

町の中心部と言っていいロケーション。

サテライトオフィスや「かま屋」、雨乞いの滝まで全部歩いて行ける好立地だ。

 

Airbnbを利用したのは初めてだが、ホストのikukoさんの案内はとても気遣いにあふれていて

不安を感じることはなかった。

次男の紙おむつを捨てる場所が限られることは事前に案内をもらっていたし、神山では月に1度しか

紙おむつを回収しないという話から地域の人たちがゴミに対して強く意識を持っていることに感心した。


また、この家は木質ボイラーによる熱循環で給湯や床暖房をまかなっており、暮らしの中のエネルギー自給

という新しい視点を得ることができた。

近くのきれいな川や滝には豊富に水が流れており、エネルギーや資源が地域の中にあることによって

貨幣経済にすべてを頼らなくてもいい暮らしを思い描くことができた。

近所には山羊を飼っている人がおり、その乳から作ったチーズを「カフェ オニヴァ」では食べることが出来るという。

いろんな人のやりたい暮らしがつながっているところが素敵だった。

 

海士町に移住した7年前、自然に近いところで四季のうつろいを感じながら暮らしたいという思いがあった。

仕事帰りに釣った魚を晩飯のおかずにするという夢は叶った。

漁師さんからたくさんのおすそ分けをいただき、調理や保存の知恵もついた。

目の前の暮らしを楽しむことに満足したころ、子供が生まれてより具体的に未来に目が向いてきた。

 

人生100年時代に突入し、長生きが家計におけるリスクと言われる現代。

持続可能で豊かな未来の暮らしの為に、これからの10年間は自給できるエネルギーや資源を増やし、

積極的に時間配分を見直すことで生活コストを下げる方向に向かっていきたいと思っている。

かつてはあらゆる資源を活かして暮らしてきたこの島の人々も、消費者と生産者の割合は逆転してきている。

海士では当たり前だった食の豊かささえ、持続可能ではないのだ。

 

移住前に描いていたもう一つの思いがある。

自然の恵みを暮らしに取り入れる知恵を身に付けたい。

 

豊かな自然と挑戦する人に恵まれたこの島で、新しい暮らしの形を模索しようと思う。

 

 

 


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1 コメント

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Unknown (クニノカタ)
2017-04-20 09:00:47
Facebookだと目立ちそうなのでこっちに。

良いレポートでした。書いてくれてありがとう。
どうせならまた本を書いてほしいくらいです。

海士町で消費者と生産者が逆転というのは、ちょっとショックですよねえ。
わざわざ小さな離島まで引っ越してくる人たちだから、何かしら生産活動をしているのだと思い込んでました。
それとも、消費者としての生活が可能(なご時世)だから引っ越してこられるということかしら。
もちろん自分も、amazonとクロネコヤマトが無かったら島には来られなかったと思うけれども。
でもやっぱり、野菜をつくったり魚を釣ったりする生活が良いですよねえ。

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