俺、隠岐に立つ

2010年横浜から隠岐・海士町へ。
自然に囲まれ季節の移ろいを感じながら大好きな魚のことを考えて暮らす幸せな毎日を綴る

徳島県神山町に行って気が付いたこと(前篇)

2017-04-18 23:05:28 | 島暮らし術

3月に徳島県の神山町に行ってきた。

 

地方創生の成功事例として海士町のようにマスコミに取り上げられる町。

海士町がIターンや大胆な産業振興、高校魅力化なら神山町はサテライトオフィスで有名だ。

 

しかし、家族みんなで出かけた理由はフード・ハブ・プロジェクトという地域の食と生産を支える新しい取組みを見て感じたかったからだった。

 

詳しくはものすごく分かり易くまとめられているウェブサイトをじっくり読んでいただければと思うが、

概要を理解してもらうために取組みの説明を引用させていただく。

 

-以下引用-

農業の担い手を育てるために、5つの取り組みがあります。

  1. 地域に貢献する「社会的農業」の実践
  2. 地域の食材を使った「食堂&パン屋」の運営
  3. お家の料理を楽しくする「食品店」の運営
  4. 地域の人たちとの「加工品」の開発&製造
  5. 地域に開かれた「テストキッチン」(加工場)の運営

 

-引用終わり-

 

この素敵なプロジェクトを知ったきっかけは、支配人の真鍋さんと出会ったことだ。

震災復興支援プロジェクト「google東北」に参加していた彼は、宮城県女川町の方々と海士町に来てくれた。

そのときに食のプロジェクト「nomadic kitchen」についての話を聞いた時、

こんなに素敵な食の活動を個人のつながりで実践している人々がいることに感動した。

それからずっと彼の活動をフォローしていて、神山町に移住し地域の食を支える活動へと

シフトしていくのをみてずっと気になっていたのだ。

 

 

 

実際にお店に行ってみて感じたことは大きく三つある。

 

一つ目は、この取組みが地域に受け容れられていること。

二つ目は、取組みに参加している人たちの顔つきが素敵だった。

最後に、このようなお店を海士で、漁業の為にやりたいと思ったこと。

 

お店に行ったのは金曜日の夜と、土曜日の昼。

平日の夜は、地元の人がゆっくりと日常として食事を楽しんでいる姿がいいと思った。

お料理は味付けがやさしく、地元の食材を中心に出されているので子供と一緒でも安心して食べられる。

ありがたいことに、お酒も割と充実している。

忙しい時に後ろめたさが無く外食を頼ることが出来るのは、地域の人にとってありがたいと思う。

 そして土曜日の昼。少し早めに来た方がいいとアドバイスをもらっていたにもかかわらず、

家族で名所「雨乞の滝」を見に行っていたらお店に着いたのは正午少し前。

お店の駐車場はいっぱいで、店内は行列の順番待ち。四国の他県ナンバーも多く、注目の高さがうかがえた。

いいお店は他の地域から人が来てお金を落としてもらえるという、島では忘れがちな事実を思い出す。

 

今回は真鍋さんから多くの方をご紹介いただけたのだが、特に運営メンバーの皆さんが

奔走している姿は大変そうながらにとても充実しているように見えた。

このプロジェクトは神山町とサテライトオフィスを構えている会社㈱モノサスが共同で設立した会社が

運営している。

地方創生の計画づくりにとどまらず、短期間で施策が目に見える形になっていることを見て、

実行の組織作りまでに踏み込んだ神山町の人たちの凄さを感じた。

 

そして、一番強く感じたこと。

神山で農業の為にこういった取り組みができるなら、漁業でも、海士でもできる可能性があるんじゃないかということ。

地方創生の計画づくりの時、自分自身のチャレンジプランとして発表した「海士産食材100%食堂」。

海だけじゃない島の食材と暮らしが素敵であると誇れるからこそ、島に来てくれた人に食べて欲しいと思う。

もちろん地元の人たちにとっても居心地がよく、かつ地域の産業を支えることに

貢献ができるそんな食堂が有れば、自分自身も利用したい。

 

そんな思いを強くするきっかけになった神山町訪問でした。

 

(後篇につづく)

 

 

 

 

 

 

 

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