パペット劇場ふらり旅 ~広島~

芝居好きの私がめぐり合った人形劇の魅力、たっぷりとお伝えします。

芝居に行こう   ~ 東京観劇記 ~

2008-06-30 | お芝居ひとりごと
青年団から「眠れない夜なんてない」の新作上演のご案内が届いたので
思い切って出かけようと決めたのは2ヶ月ほど前。
評判の再演作さえ諸般の事情から涙をのんで諦めているのに
新作を観に行くのは随分と無茶な冒険のような気がした。
再演作の評判が定着して地方公演に廻ってくるのは何年か後になる。
誰よりも早く最新作を見ることの出来る贅沢を味わえるのは東京の観客だけなのだ。
私もいっぺんくらいはそのリスクを冒してみよう。もっともリスク(!)なのは
地方から観に行くせいもあるのだが。

同じ週末に観劇できる他の芝居を探す。
あいにくとほとんどの評判作は上演終了か開始前で間が悪かったけれど。
新国立劇場の“シリーズ・同時代”の3作のうちの『混じりあうこと、消えること』
これはHPを覗くとチケット残数がみるみる減っていくので、予約をして前売りを買うことにした。ぎりぎりゲット。
こちらの観劇日が確定した後に青年団の観劇日をネット予約。

三つ目は予算も考えて日本劇団協議会の“次世代を担う演劇人育成公演”『3 on 3』
これは、その時点では題名と出演者と料金しか判っていなかった。
計画した今回の公演の中ではチケット代が一番高かったが3つ芝居を上演するとのこと。何となくお得感があったので決めた。電話予約。

滞在するホテルをネットで予約し、往復の新幹線は「広島-東京往復3万円」(1週間有効)という枚数限定の格安チケットで購入。

奇しくも3公演とも、題名と出演者だけしか分からない状態で決めている。
本命は青年団、期待作は新国立、おまけの劇団協というのが私の立てた事前の予想だ。
結果、私の予想は大きく裏切られることとなる。

上演の評判を聞いてから当日券で観に行くというのも実は大変な贅沢であり、これも恐らく東京および上演期間の長い都市圏の観客だけの特権なのだ。

では逐次アップしますのでお待ちください。





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