1993年のニュージーランド研究旅行 その28 アホウドリの飛行
Research trip to NZ, 1993: No. 28 Flight of albatross
小屋の広い窓から見ているとすぐ上を二羽のアホウドリが飛ぶ。営巣地あたりの高い岬の地形のために、上昇気流があるらしく、そのあたりで二三回ゆったりと羽ばたくと、旋回して海に出る。そして大きく回って再び上空ではばたく。一周するのに5分ぐらいか。アホウドリの体形はカモメに似ているからそんな飛び方を想像していたが、全く違う。海上を大回りする間、ほとんど(たぶん一度も)羽ばたかない。それほど飛行の性能がよいのだ。カモメとの大きな違いは翼の細いこと。「アスペクト比」が大きいことは、遠距離飛行に有利であるとは知っていたが、この飛行を見ると実感する。
28-1・28-2 アホウドリの飛行 1993.2.8
Flight of albatross
観察小屋の滞在制限時間は15分ぐらいだったろうか。その間二羽はずっと飛びつづけ、頭上の上昇気流で羽ばたくのを繰り返した。
28-3 羽ばたくアホウドリ 1993.2.8
Flapping of albatross
小屋の中にちょっとした展示があり、アホウドリの頭骨があったので撮影。
28-4 アホウドリの頭骨 1993.2.8 ケースの中で条件が悪かったので、かなり明度のムラを調整した。
Skull of albatross
岬からの帰途は、湾岸ではなく半島の脊梁をたどるハイクリフ・ロード(Highcliff Road) を使った。半島の南岸、つまり外海側には二つの湾があって美しい。
28-5 ハイクリフ・ロードからの景色
Scenery from Highcliff Road
今回お世話になった博士のご家族にお礼を、というわけで、この夜はダニーディンのレストランで食事をしていただいた。食後のデザートを加えても高いものではなかった。
Research trip to NZ, 1993: No. 28 Flight of albatross
小屋の広い窓から見ているとすぐ上を二羽のアホウドリが飛ぶ。営巣地あたりの高い岬の地形のために、上昇気流があるらしく、そのあたりで二三回ゆったりと羽ばたくと、旋回して海に出る。そして大きく回って再び上空ではばたく。一周するのに5分ぐらいか。アホウドリの体形はカモメに似ているからそんな飛び方を想像していたが、全く違う。海上を大回りする間、ほとんど(たぶん一度も)羽ばたかない。それほど飛行の性能がよいのだ。カモメとの大きな違いは翼の細いこと。「アスペクト比」が大きいことは、遠距離飛行に有利であるとは知っていたが、この飛行を見ると実感する。
28-1・28-2 アホウドリの飛行 1993.2.8
Flight of albatross
観察小屋の滞在制限時間は15分ぐらいだったろうか。その間二羽はずっと飛びつづけ、頭上の上昇気流で羽ばたくのを繰り返した。
28-3 羽ばたくアホウドリ 1993.2.8
Flapping of albatross
小屋の中にちょっとした展示があり、アホウドリの頭骨があったので撮影。
28-4 アホウドリの頭骨 1993.2.8 ケースの中で条件が悪かったので、かなり明度のムラを調整した。
Skull of albatross
岬からの帰途は、湾岸ではなく半島の脊梁をたどるハイクリフ・ロード(Highcliff Road) を使った。半島の南岸、つまり外海側には二つの湾があって美しい。
28-5 ハイクリフ・ロードからの景色
Scenery from Highcliff Road
今回お世話になった博士のご家族にお礼を、というわけで、この夜はダニーディンのレストランで食事をしていただいた。食後のデザートを加えても高いものではなかった。