1993年のニュージーランド研究旅行 その37 シロナガスクジラ
Research trip to NZ, 1993: No. 37 Blue whale
この博物館でのお目当ては、シロナガスクジラの骨格。長さ26.5メートルというが、博物館の中庭に面した建物の軒下に吊り下げられている。建物があるところに展示したから、鼻先も尾の先端も壁に接触しそうなくらい余裕がない。だから、写真は非常に撮りにくい。後にも下れないし、柱も邪魔する。
37-1 シロナガスクジラ骨格 1993.2.11
37-2 骨格の解説板 1993.2.11
Skeleton of a blue whale
この骨格は1908年にストランディングした個体だそうだ。この解説板には、意外にも捕鯨については肯定的でないにしても反対ではないトーンで記されている。シロナガスクジラの捕鯨については過去形で記されているが、ナガスクジラやイワシクジラの捕鯨は現在形で記されている。商業捕鯨の一時停止(モラトリアム)がIWCで決議されたのは1982年だから、この解説板は10年以上改訂されていなかったのだろうか。この次にニュージーランドを訪れた1998年までに標本のいたみなどを考慮して、骨格は館内に組み立て直された。現在は当然解説板の内容も変っていることだろう。
37-3 シロナガスクジラ頭部 1993.2.11
37-4 シロナガスクジラ胸部(前から)1993.2.11
37-5 シロナガスクジラ前肢 1993.2.11
37-6 シロナガスクジラ右下顎の内側 1993.2.11
Bones of blue whale
すこしだけバックヤードにおじゃまして、収蔵標本を見せていただく。
37-7 ニュージーランド産首長竜化石 1993.2.11
Fossil Elasmosaur from NZ
いろいろ見たので疲れてホテルへ。この日の宿は日本で予約してきてある。初日と同じQuality Innである。ホテルで同行者と落ち合う。
Research trip to NZ, 1993: No. 37 Blue whale
この博物館でのお目当ては、シロナガスクジラの骨格。長さ26.5メートルというが、博物館の中庭に面した建物の軒下に吊り下げられている。建物があるところに展示したから、鼻先も尾の先端も壁に接触しそうなくらい余裕がない。だから、写真は非常に撮りにくい。後にも下れないし、柱も邪魔する。
37-1 シロナガスクジラ骨格 1993.2.11
37-2 骨格の解説板 1993.2.11
Skeleton of a blue whale
この骨格は1908年にストランディングした個体だそうだ。この解説板には、意外にも捕鯨については肯定的でないにしても反対ではないトーンで記されている。シロナガスクジラの捕鯨については過去形で記されているが、ナガスクジラやイワシクジラの捕鯨は現在形で記されている。商業捕鯨の一時停止(モラトリアム)がIWCで決議されたのは1982年だから、この解説板は10年以上改訂されていなかったのだろうか。この次にニュージーランドを訪れた1998年までに標本のいたみなどを考慮して、骨格は館内に組み立て直された。現在は当然解説板の内容も変っていることだろう。
37-3 シロナガスクジラ頭部 1993.2.11
37-4 シロナガスクジラ胸部(前から)1993.2.11
37-5 シロナガスクジラ前肢 1993.2.11
37-6 シロナガスクジラ右下顎の内側 1993.2.11
Bones of blue whale
すこしだけバックヤードにおじゃまして、収蔵標本を見せていただく。
37-7 ニュージーランド産首長竜化石 1993.2.11
Fossil Elasmosaur from NZ
いろいろ見たので疲れてホテルへ。この日の宿は日本で予約してきてある。初日と同じQuality Innである。ホテルで同行者と落ち合う。