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最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

地形図 その2

2016年10月19日 | お世話になります
地形図 その2

 前回5万分の1地形図について記したが、近年の基本地形図は2万5千分の1が用いられた。しかしIT化の進行とともに、「地形図を購入して使う」と言う習慣は全く過去のものとなった。
 私は全国の地形図のうちその図内に踏み込んだものを記録していたが、2010年以後しだいに更新を諦めた。2011年末の時点では全国4320図幅の内、訪問したことがある図幅は2705であった。訪問率は62.6%。島を除くと66.9%に達していた。図幅の3分の2を訪れたことになる。
 日本の地形図には、図幅名のほかに記号番号が付けられている。私のいる「徳力」図幅は「NI-52-2-3」となっている。「NI-52」の部分は「徳力」の含まれる20万分の1地勢図「福岡」を示している。「2-3」というのは、福岡図幅の中の位置を示す。東から2列目の北から3段目と言う意味である。
 前回、美しい地形図としてニュージーランドを挙げた。たまたま当ブログの「古い旅行」シリーズにその地図を掲載したので、そちらも見て欲しい。そのニュージーランドの地形図(5万分の1)では、図幅名と記号番号で整理している。例として、訪れたオタゴ大学はダネーディン(Dunedin)図幅に含まれるがその記号番号は「260-I44,J45」となっている。260の意味は不明である。記号「I」は西から順にアルファベットを付したもの、「44」は北端を01として南に向かって付した番号である。ダネーディン図幅はたまたま右側に7キロメートルほどの本来含まれない半島(アルバトロスコロニーがある)があって、Jに属するものをはみ出して含んでいるので、ちょっと複雑である。北島は東西に「L」から「Z」、南北に01から28を付した図幅、南島は東西に「A」から「O」、南北に24から50となっている(小島を含む)。Zでちょうど収まっているのはめでたい。図幅の裏表紙に位置を示す図が付いている。

1 ニュージーランド北島のHawara図幅の裏表紙

2 ニュージーランド南島のDunedin図幅の裏表紙

3 Dunedin図幅の表紙

 別に記したように、大都市の役所で購入できる。1993年当時の値段は11.95ニュージーランド・ドル。800円以上だから結構高かった。日本の地形図と違って厚紙の表紙がついているから保存しやすい。市街地の表現と色調は今一つだがそれ以外の農地・山地の表現は美しい。実際には5万分の1地形図で市街地を調べるようなことは無いだろうが。

4 Dunedin市街の部分

 次回は他の国の地図を紹介する予定。

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