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最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

父の遺した写真 55  名神高速道路

2017年09月22日 | 鉄道
父の遺した写真 55  名神高速道路

 父の撮影した時期、1956年から1980年は、モータリゼーションが進んだ時期だった。とくに道路の改善はめざましかった。名古屋付近でいうとまず、国道1号線の改善として1963年2月に名四国道(名四バイパス)の名古屋市港区・四日市市間の第1期工事部分が開通した。1959年の伊勢湾台風時に国道1号線が長期間不通となったことで、バイパスの必要性が主張されたのだろう。

55-1 名四国道 飛島村 1968.8.31

55-2 名四国道 飛島村 1968.8.31

 今回の3枚の写真はおそらく名四国道(国道23号線)と国道302号線が交差する、日光川河口右岸で撮られた。現在は交差点の立体化などで景色が違っている。上の二枚は名古屋方面を見たところ。


55-3 名四国道 飛島村 1968.8.31

 これは、桑名方面を撮ったもので、現在は建物が並び、302号線ができたりして、全く違う景観となっている。この頃、木曽三川をまたぐ部分は有料区間であったが、1972年に全線が開通する頃に無料化された。

Key words Highway Meishi-Bypass Tobishima Kiso-River 高速道路 名四バイパス 飛島 木曽川 三重 愛知 伊勢湾台風
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