岡山市立市民病院 総合診療グループ(ER+GIM)

岡山市立市民病院の総合診療グループである『総合内科』と『救急総合診療科』の日常の雰囲気を伝えていきます。

『Group Round』 (総合内科グループ) (2017/03/09)

2017-03-09 14:24:14 | 院内カンファレンス
こんにちは。Dr.Waveです。
本日連投です。

本日のGroup Roundでは
・食欲不振はあるが感染フォーカスの乏しいβDグルカン高値をどうとらえるか。同様の条件でのアスペルギルス抗原陽性をどうとらえるか。
・MPO-ANCAとPR-3-ANCAの考え方について。好酸球性多発血管炎性肉芽腫症とANCAについて。
・急性発症の神経因性膀胱の考え方について。
・低尿酸血症の臨床像について。両側性結石性腎後性腎不全について。
・急性発症の認知力低下を臨床症状として診断された門脈大循環シャントによる肝性脳症について。
をdiscussionしました。

日々精進です。


Group Round(総合内科グループ)
毎週木曜日8:45-10:00
総合内科3チーム(サブチームがある場合は5チーム)と神経内科1チーム(サブチームがある場合2チーム)が1ケースの症例提示を行い、全メンバーで回診をします。
共有をすることでボトムアップを狙えるケース(疾患的、診断的、所見的、経過的)、診断的・治療的に難しく意見を集めたいケース、診療のコンセンサスを確認しておきたいケースなどを、担当医がA4用紙1枚におさまるように臨床情報と考察を準備し、当日discussionします





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平成28年度岡山県医師会臨床研修指導医養成講習会(2017/02/18-02/19)

2017-03-09 12:06:14 | 院内イベント
こんにちは。Dr.Waveです。
レビュー記事です。

2/18-19は岡山市立市民病院で『平成28年度岡山県医師会臨床研修指導医養成講習会』が開催されました。県下の研修施設で指導医をする際の資格取得のための講習会です。
丸々2日間朝から晩まである濃密な講習会です。

今回Dr.Wave含め岡山市立市民病院のスタッフが岡山大学病院の三好医師・小川医師・谷山医師のガイダンスのもと講師を務めさせていただきました。

『教えることは二度学ぶことである』ジョセフ・ジューベル フランス 18世紀

岡山市立市民病院の教育・研修環境を見直す絶好の機会になったと思います。
次回は7年後とのことで、更なる経験と哲学を持って臨めればと思います。









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救急搬送事例検討会in岡山市立市民病院(2017/03/07)

2017-03-08 11:26:03 | 院内カンファレンス
こんにちは。Dr.Waveです。
来年度に向けた新人研修プログラムや中途採用研修プログラムの最終調整など3月ならではの業務に入念しています。

さて、3/7は『救急搬送事例検討会in岡山市立市民病院』が開催されました。
「手のでデグロービング損傷!!どうやって治す?どうこまで治る??」
「救急隊の瞳孔観察って必要?」
をテーマに救急救命士と医師のセッションでディスカッションを行いました。

今年度『救急搬送事例検討会in岡山市立市民病院』は今回で修了です。
ご多忙のなかご足労いただいた救急救命士の方々には深く感謝の意を表します。

また来年度もこの会を盛り上げていきたいと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。








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『Group Round』 (総合内科グループ) (2017/03/02)

2017-03-02 12:53:03 | 院内カンファレンス
こんにちは。Dr.Waveです。

毎週木曜日8:45-10:00は総合内科グループで「グループ回診」をしています。
総合内科3チーム(サブチームがある場合は5チーム)と神経内科1チーム(サブチームがある場合2チーム)が1ケースの症例提示を行い、全メンバーで回診をします。
共有をすることでボトムアップを狙えるケース(疾患的、診断的、所見的、経過的)、診断的・治療的に難しく意見を集めたいケース、診療のコンセンサスを確認しておきたいケースなどを、担当医がA4用紙1枚におさまるように臨床情報と考察を準備し、当日discussionします。

週1回全チームのプレゼンテーションなので決して楽ではありませんが、地道にグループの診療スキルは向上するのと同時に普段から全患者さんを俯瞰的に見ることもできるので、こつこつと行っています。

本日はQuinke浮腫、遷延性汎血球減少を伴うMSSA菌血症、足底筋膜炎、眼窩先端症候群についてdiscussionを行いました。


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『忙しい研修医・指導医のための「しくじり診断学」2』(2017/02/27)

2017-02-27 22:01:48 | 院内イベント
こんばんは。Dr.Waveです。
ブログ活動では冬眠をしていましたが、実業務では「Tenteko」danceをしていました。

ブログ記事はこつこつと集めていましたが、一定数を超えてしまったので、一旦リセットします(頭のなかをですが)。
よって近日からのレポートからしてまいりたいと思います_(._.)_
(過去の貯蓄レポートは少しずつだしてまります)。


@@@@@@@@@@


2/25は『忙しい研修医・指導医のための「しくじり診断学」2』が開催されました。
ありそうでない「診断学」のセミナーです。

学部やセミナーや本から得る医学知識は、鑑別診断・臨床推論のもと診断学として活用されます。
知っていても活用されない(鑑別診断にあがらない)ということも起こり得るため、近年ケースカンファレンスなどで臨床推論のトレーニングを行う機会が増えてきました。

しかしながら、「診断学」としての様々な理論や実践スキルを学ぶ機会はなかなかないのが現状です。

この「しくじり診断学」で扱うテーマとしては「思考プロセス」「エラー体系」となります。
実際の医療現場で活用する思考プロセスについて、そして現場で陥る可能性のある思考リスクについて考察し対策をたてていきます。

キャッチーでややコミカルなタイトルながら内容は非常に実践的に充実していました。
実臨床に携わる医師の方々には一度でよいので参加してみることをお勧めします(初期研修医対象ではないですよ。全医師対象です)。

遠方よりご足労いただいた亀田総合病院感染症課の藤田浩二先生、島根大学卒後臨床研修センターの和足孝之先生には深く感謝を申し上げます。

追伸:
2017年には亀田総合病院感染症課の藤田浩二先生は津山中央病院で総合診療科・感染症科に赴任される予定です。岡山がまた熱くなりそうです。






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2018年度岡山市立市民病院初期臨床研修プログラム説明会(第1回)のお知らせ

2016-12-10 16:45:13 | システムやプログラムの紹介
こんにちは。Dr.Waveです。
本日は岡山市立市民病院卒後臨床教育研修センターとしてお知らせをします。
当院での初期臨床研修プログラムをお考えの医学生の皆さんは必見です。


@@@@@@@@@@@@@@


2018年度岡山市立市民病院初期臨床研修プログラム説明会(第1回)

日時:2017年1月7日(土) 14:00-16:00
場所:岡山市立市民病院1階多目的ホール

■初期研修プログラム説明
 ・病院概要
 ・当院の初期研修プログラムについて
  (内科・外科系・救急の指導医より説明)

■研修医生活について(研修医より説明)
 ・病院見学について
 ・たすきがけと当院病院研修の違い
 ・研修医の一日
 ・研修医への質問コーナー

■病院見学(希望者のみ)
  当院内の施設をご案内します。

□懇親会(自由参加)※説明会終了後
  指導医や研修医と一緒に楽しくお話ししましょう!

詳細:
http://okayama-gmc.or.jp/info_detail/index/304.html



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第7回岡山MUSCATフォーラム『smile力ー明日を拓くエネルギー』(2016/11/03)

2016-12-09 11:15:49 | 院外イベント
こんにちは。Dr.Waveです。

女性医師は妊娠、出産、育児、家事と兼ね合わせたキャリアパスを築いていきます。
育児と家事は夫と共有することはできますが、妊娠・出産は肩代わりできません。
男性医師より女性医師がキャリアパスが途中でプライベート中心となり診療スキルの空白期間が生じます。
また生活区域も夫との勤務先とのすり合わせを要することが多いとされています(女性の勤務先が中心となることもありますが、男性医師独特の単身赴任は女性医師の場合めったにないと思います)。

女性医師数が増加した現在、医師の勤務形態やキャリアパス形成のパラダイムシフトが求められています。

管理職にはまだまだ男性医師が多いなか、男性医師はこうした女性医師のキャリアパスや勤務形態を理解することが求められています。

毎年MUSCATプロジェクトでは女性医師をテーマとしたフォーラムやシンポジウムを開催しています。
Dr.Waveも毎年参加していますが、自分で勉強する以上の多くの事を学ぶことができます。

今回の第7回岡山MUSCATフォーラム『smile力ー明日を拓くエネルギー-』も非常に多くの示唆を得ることができました。

最初は産休明けの片岡教授よりMUSCATプロジェクトの説明がありました。
このMUSCATプロジェクトは岡山大学が誇るキャリア支援プロジェクトです。
当初は女性医師のキャリアサポートを中心に展開していましたが、男性医師も介護や育児を担うキャリアパスが必要となってきたため、全医師に対象は広がっています。
そして溝尾先生から新見中心で展開しているPIONE プロジェクトの説明がありました。

そして特別講演として 『JOYの心得』のタイトルで白石裕子先生(西ノ島町国民健康保険浦郷診療所 所長/隠岐島前病院 小児科科長)から女性医師と地域医療とキャリアパスをキーワードに講演がありました。
地域医療の魅力から、女性医師ならではのストロングポイントなどを紹介いただきました。

パネルディスカッションでは『女性医師の生き方と今後必要なキャリア支援とは』をタイトルにパネリストとして服部祥子 先生(大阪人間科学大学 名誉教授/前 頌栄短期大学 院長・学長)、津田喬子先生(名古屋市立東部医療センター 名誉院長/公益社団法人日本女医会 監事)、樗木晶子先生(九州大学大学院医学研究院保健学部門 教授/きらめきプロジェクトキャリア支援センター 副センター長)、白石裕子先生(西ノ島町国民健康保険浦郷診療所 所長/隠岐島前病院 小児科科長)を招き様々な事案について討論・提議しました。

このMUSCASTプロジェクトの一つである毎年開催のフォーラムは岡山の医療界の宝だと認識しています。
今後も参加して色々学んでいきたいと思っています。












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救急搬送事例検討会(2016/11/01)

2016-12-08 12:36:11 | 院内カンファレンス
こんにちは。Dr.Waveです。

11/01の救急搬送事例検討会は
「この不整脈の原因は心筋梗塞だった」
「頭部外傷の現場活動」
をタイトルに2症例の検討を行いました。

岡山市立市民病院では救急救命士の方とケースカンファレンスをすることで、病院前救急と院内救急のすり合わせを行っています。
こつこつとコンセンサスを形成していきたいと考えています。






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2017年度初期研修選択科目プログラム説明会(専属研修医専用プログラム編)(2016/10/28)(②)

2016-12-02 14:29:33 | 院内イベント
こんにちは。Dr.Waveです。

10/28に『2017年度初期研修選択科目プログラム説明会』の専属研修プログラム版をを開催しました。

9/22のプログラム説明会は、院外からのたすき掛け研修を受け入れている診療科中心でした。
今回は岡山市立市民病院専属研修医のみの受け入れの診療科が中心として行いました。

各研修プログラムについて多くの質問が飛び交い、プレゼンテーションを行ったスタッフ含めて、充実した時間となったと思います。

前回は()、当院の初期研修プログラムについて情報提供を行いました。
今回は後半の②たすき掛け研修プログラムについて説明したいと思います。

@@@@@@@@@@@@@@


岡山市立市民病院は院外からたすき掛け研修医を多く受け入れています。
研修期間は平均2-3か月間ですが、1か月から受け入れています。
なかには半年以上当院の研修プログラムを受けるたすき掛け研修医もちらほらいらっしゃいます。

実績ですが、
2016年度:
 たすき掛け研修プログラム
   2年次:8名
   1年次:6名
  たすき掛け「救急」研修プログラム
   2年次:19名
   1年次:17名
となっています。


たすき掛け研修プログラムとして受け入れている診療科は以下のとおりです。
○内科:総合内科(内分泌内科・膠原病内科含む)、消化器内科(肝臓内科含む)、神経内科、血液内科、呼吸器内科、糖尿病内科、循環器内科
○外科、整形外科、脳神経外科、皮膚科
○救急科

逆に専属研修限定の診療科は以下のとおりです。
○麻酔科、小児科、産婦人科、放射線科、リハビリテーション科
○眼科、泌尿器科、心療内科、病理診断科、耳鼻咽喉科

たすき掛けプログラム受け入れ状況ですが、
総合内科:2年次2名、1年次3名  合計期間10か月
循環器内科:2年次2名、1年次3名 合計期間9.5か月
神経内科 :2年次2名、1年次1名 合計期間4か月
呼吸器内科:2年次3名      合計期間3.5か月
血液内科 :2年次2名、1年次1名 合計期間4か月
消化器内科:2年次1名、1年次1名 合計期間4か月
糖尿病内科:2年次2名      合計期間2か月
脳神経外科:2年次1名      合計期間1か月
整形外科 :2年次1名      合計期間1か月
外科   :2年次1名      合計期間2か月
となっています。

申し込み期間ですが、通年基本的に受け入れていますが、各研修プログラムに月間定員があるため、年度途中で申し込みをする際には岡山市立市民病院卒後臨床教育研修センターに問い合わせください。
研修ローテーション表の第一版が出来上がるのが4月上旬となっています。
研修時期に希望がある際には3/31までに申し込みください。
1年次にご希望の方は4月上旬に受け入れ期間の提示を行いますので、各病院の研修係か当院卒後臨床教育研修センターに問い合わせください。

次のブログ機会に当院の研修プログラム作成要綱をご紹介したいと思います。























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接遇研修(2016/10/21)

2016-11-30 16:08:54 | 院内イベント
こんにちは。Dr.Waveです。
しばらくご無沙汰していました。
ストックは貯めていたので少しずつアップさせていきます。

総合内科研修とは別になりますが、10/21院内で接遇研修がありました。
ホテルグランヴィア岡山から講師を招き、接遇「概論」を行いました。

岡山市立市民病院は「教育」「救急」「災害」を3本柱としてシステムを展開しています。
病院において「接遇」は医療スキルではありませんが、プロフェッショナリズムとして大切な教育対象となります。
接遇は、心を込めていればよいというのではなく、考え方と型が大切です。

これまで新人研修中心で取り扱われていた接遇研修を生涯研修に格上げを行い、今年度を「接遇元年」として第一歩を踏み出すこととしました。

患者さんや家族にとって病院には「不安」と「心配」がつきものです。少しでも安心と快適性を提供できるように病院全体で頑張っていきたいと思います。
























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岡山市立市民病院 前期CPC(2016/10/24)

2016-10-27 17:06:57 | 院内カンファレンス
こんにちは。Dr.Waveです。

10/24は年に2回あるCPC(Clinico-pathological Conference)の前期分がありました。

急性骨髄性白血病治療中の肺炎死亡例と胃癌治療後に急速進展した肝腫瘍例の2例でした。
今回の症例は生前に全体像としての病態把握が可能でした。
治療自体は妥当でしたが死亡に至った背景として、各臓器の詳細な潜在的病態や腫瘍の最終的なタイプについて剖検を通して検討しました。

採血検査、画像検査、生前病理検査、臨床経過で認識できる病態には必ず限界があります。
CPCを通して、臨床診療で見えない部分を学ぶことによって実臨床の力を伸ばすことができます。

今後も貴重なCPCを大切にしていきたいと思います。






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『Group Round』 (総合内科グループ) (2016/10/20)

2016-10-25 17:13:02 | 院内カンファレンス
こんにちは。Dr.Waveです。

本日は木曜日のプログラムである『Group Round』(総合内科グループ)についてレポートします。



岡山市立市民病院総合内科は2014年度より開始となり、毎週木曜日朝に「教育総回診」を開始しました。
2014年度は総合内科入院は15-20人であったため、全患者を全員で回診としていました。

当初の教育総回診の目的は
①総合内科入院患者の全把握。
②ベッドサイドでの研修医教育(身体診察など)。
③one learning point for one caseの臨床教育(各疾患のワンポイントレクチャー)。
④研修医のプレゼンテーションスキルの向上。
⑤難渋症例の検討。
でした。

2015年度は膠原病内科スタッフ1名と総合内科後期研修医2名が参入し、総合内科入院患者数が30人を超えはじめたため、総合内科は2チーム制となりました。
神経内科スタッフ2名も総合内科グループとして参入したため、神経内科1チームが加わり、合計3チームの入院患者対象の「教育総回診」となりました。

全入院患者の回診は時間的に不可能となったため、各チームより2名ずつ診断難渋症例、治療難渋症例、教育的症例を選抜し、総回診することとなりました。

2015年度から、関節診察、神経診察のスキル向上も含め、スタッフ増員による質の向上を得ることができました。

そして今年度2016年度は検査部・感染症担当のスタッフ1名、神経内科後期研修1名加わることにより、更にパワーアップしました。

8/25より「教育総回診」(総合内科グループ)は『Group Round』(総合内科グループ)にヴァージョンアップしました。

Group Roundの目的は
①総合内科(内分泌内科・膠原病内科含む)と神経内科の入院患者で6-8名を選出し、総合内科グループ全員で把握する。
②診断や治療に難渋している症例の検討。
③医師として知っておきべき、経験しておくべき症例の共有。
④ベッドサイドでの研修医教育(関節・神経・筋も含む身体診察スキルなど)。
⑤臨床現場における感染症診療のtips。
⑥研修医によるone point learningの提供(考察)。
⑦研修医のサマリスキルとプレゼンテーションスキルの向上。
としました。

大きなシステム変更は準備と回診前カンファの設置です。

08:45-09:30 6-8症例のショートプレゼンテーション(ミニ症例検討とミニレクチャー)。
09:30-10:30 各症例の回診。

の流れとなりました(それまでは各病棟で各症例プレゼンとミニカンファをしていました)。

研修医は月曜日から火曜日の間に症例の選出とミニレクチャーのテーマの決定をスタッフと行います。
木曜日の朝にはB4用紙1枚にサマリと考察をまとめたものを人数分コピーし配布します。
医局の共有モニターで全症例をミニカンファした後、病棟に回診にでます。
ベッドサイドでの患者さんへの挨拶や診察の展開は担当医が司会進行します。

今回のヴァージョンアップで一症例ごとの考察と理解が深まり、また普段から全患者さんの病態への注意力もあがあるようになったと思います。

定期的に総合内科グループではスタッフミーティングを行い、全プログラムとシステムの調整をはかっていく予定です。

今後とも総合内科グループをよろしくお願い申し上げます。



8/18が第一回Group Roundでした







8/25発表形式の調整をしました













9/1大分進行がスムーズになりました










9/8一週間のルーチンワークになじみ始めました







9/29考察に盛り込むコツがつかめ始めました









10/6研修医一例の準備となりました






10/20どんな状況でも考察ポイントを見極める目が育ち始めました








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岡山市民病院CC:吃逆(2016/10/14)

2016-10-21 15:45:52 | 院内カンファレンス
こんにちは。Dr.Waveです。

10/14は遷延する吃逆のケースを症例検討しました。

吃逆の診療は1年に数例は遭遇します。
"common but not so often"ですが、覚えておきたいところです。


吃逆の診断では、まず吃逆の機序を認識しておきます。

咽頭→孤束核(延髄)→網様体→気管
        ⭨→→横隔膜

その上で中枢性と末梢性の各部位の疾患を鑑別診断しておきます。



器質的な病態を鑑別し、代謝性、薬剤性、中毒性の原因がないかを診断します。

吃逆の原因となる病態に対して根本的な治療戦略を立てたうえで、対症療法としてのバクロフェンや芍薬甘草湯などの薬物療法や柿蒂(かきのへた)を処方します。
柿蒂(かきのへた)については取り扱いをしている薬局を確認しておかないとなりません。


日常の医療相談でも吃逆はよくあるので、この機会にまとめておきました。



ちなみに今回の原因は孤束核に病変を起こした多発性硬化症でした。

多発性硬化症は様々なpresentationで発症しまするため、ついでながら、Lhermitte徴候(頸部の前屈で背中から下方に電撃て家貴な痛みが放散)、Uhthoff現象(体温の上昇で神経症状が増悪し、体温の低下で元に戻る現象)、有痛性強直性痙攣(持続性の短い痛み。体幹に起こることもある)など特徴的な症状についても復習をしておきました。

N瀬先生、プレゼンありがとうございました。











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岡山市民病院CC:痙攣とQT延長症候群(2016/10/07)

2016-10-20 13:00:33 | 院内カンファレンス
10/7のケースカンファレンスでは、しっかり複数の鑑別診断を挙げながら診断を絞り込まず、複数の指標を同時に観察をしながら診療を進める必要のあるケースを取り上げました。

習慣飲酒歴があり、心房細動によるジギタリスとパーキンソン症候群によるLDOPAの定期内服があり、数年前に下肢深部静脈血栓症と肺塞栓症の既往がある独居中年者で、2週間前の感染症のエピソードを持ち、トイレで嘔吐後少ししてから強直性痙攣があり搬送された一例でした。意識は搬送後回復していました。黒色便はなく、口腔内咬傷なく、固縮や羽ばたき振戦などはありませんでした。貧血なくDdimerやNH3、ジギタリス濃度の上昇はありませんでしたが、乳酸値は2.5mmol/lでした。K3.5mEq/mlと軽度K値は低いながら貧血や低血糖、甲状腺機能低下などはありませんでした。心電図ではQTc0.528と延長していました。頭部・胸腹部のCTは特記事項はありませんでした。
(プライバシー保護のため実際とは多少異なるように表記しています)

結果的に、夕方入院の翌朝に再痙攣をおこしています。

当ケースではモニターをしっかりしていたため、2回目の痙攣は少なくともQT延長症候群に伴うTorsade de Pointesと診断し治療を行いました。
当患者さんは合併症なく徒歩でご退院されました。



内科診療では「バイタルサインが崩れている患者」と「未診断の患者」に対しては急変のリスクを十分に評価することが肝要です。
また「Anchoring bias」や「early closure」などのdiagnositic errorの条件も把握しておくことも大切うです。


今回の症例はカンファレンスでシェアしておく価値の高い症例であったと思います。
O山先生、プレゼンテーションのほどありがとうございました。


ちなみに最初の痙攣については、同様にTorsade de Pointesであったとは確定できず、アルコール離脱症候群、起立性低血圧、てんかんの可能性は留意し、薬物調整と生活指導を行いました。












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救急メディカルデバイスワークショップ:「眼底鏡」と「耳鏡」の有効な使い方(2016/10/06)

2016-10-20 11:22:53 | 院内カンファレンス
おはようございます。Dr.Waveです。連投です。

10/6の救急メディカルデバイスワークショップのテーマは、『「眼底鏡」と「耳鏡」の有効な使い方』でした。
シミュレーターも準備し、レクチャーの後にトレーニングも行いました。

今回は医学生にも教えれるスキルを持つことも副目的としていました。
何となしに利用していた「眼底鏡」「耳鏡」ですが、第三者に今後教えていくためにはどのような説明をしていったらよいかは意識したことがなかったため、非常に有意義なワークショップとなりました。

こうした日常救急外来や初診外来で使用するデバイスについては「on the job training」ができるように各自でティーチングスキルまで身につけ、屋根瓦式教育ができる体制をとっておく必要があると考えています。





























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