岡山市立市民病院 総合診療グループ(ER+GIM)

岡山市立市民病院の総合診療グループである『総合内科』と『救急総合診療科』の日常の雰囲気を伝えていきます。

2017年度初期研修選択科目プログラム説明会(専属研修医専用プログラム編)(2016/10/28)(②)

2016-12-02 14:29:33 | 院内イベント
こんにちは。Dr.Waveです。

10/28に『2017年度初期研修選択科目プログラム説明会』の専属研修プログラム版をを開催しました。

9/22のプログラム説明会は、院外からのたすき掛け研修を受け入れている診療科中心でした。
今回は岡山市立市民病院専属研修医のみの受け入れの診療科が中心として行いました。

各研修プログラムについて多くの質問が飛び交い、プレゼンテーションを行ったスタッフ含めて、充実した時間となったと思います。

前回は()、当院の初期研修プログラムについて情報提供を行いました。
今回は後半の②たすき掛け研修プログラムについて説明したいと思います。

@@@@@@@@@@@@@@


岡山市立市民病院は院外からたすき掛け研修医を多く受け入れています。
研修期間は平均2-3か月間ですが、1か月から受け入れています。
なかには半年以上当院の研修プログラムを受けるたすき掛け研修医もちらほらいらっしゃいます。

実績ですが、
2016年度:
 たすき掛け研修プログラム
   2年次:8名
   1年次:6名
  たすき掛け「救急」研修プログラム
   2年次:19名
   1年次:17名
となっています。


たすき掛け研修プログラムとして受け入れている診療科は以下のとおりです。
○内科:総合内科(内分泌内科・膠原病内科含む)、消化器内科(肝臓内科含む)、神経内科、血液内科、呼吸器内科、糖尿病内科、循環器内科
○外科、整形外科、脳神経外科、皮膚科
○救急科

逆に専属研修限定の診療科は以下のとおりです。
○麻酔科、小児科、産婦人科、放射線科、リハビリテーション科
○眼科、泌尿器科、心療内科、病理診断科、耳鼻咽喉科

たすき掛けプログラム受け入れ状況ですが、
総合内科:2年次2名、1年次3名  合計期間10か月
循環器内科:2年次2名、1年次3名 合計期間9.5か月
神経内科 :2年次2名、1年次1名 合計期間4か月
呼吸器内科:2年次3名      合計期間3.5か月
血液内科 :2年次2名、1年次1名 合計期間4か月
消化器内科:2年次1名、1年次1名 合計期間4か月
糖尿病内科:2年次2名      合計期間2か月
脳神経外科:2年次1名      合計期間1か月
整形外科 :2年次1名      合計期間1か月
外科   :2年次1名      合計期間2か月
となっています。

申し込み期間ですが、通年基本的に受け入れていますが、各研修プログラムに月間定員があるため、年度途中で申し込みをする際には岡山市立市民病院卒後臨床教育研修センターに問い合わせください。
研修ローテーション表の第一版が出来上がるのが4月上旬となっています。
研修時期に希望がある際には3/31までに申し込みください。
1年次にご希望の方は4月上旬に受け入れ期間の提示を行いますので、各病院の研修係か当院卒後臨床教育研修センターに問い合わせください。

次のブログ機会に当院の研修プログラム作成要綱をご紹介したいと思います。























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接遇研修(2016/10/21)

2016-11-30 16:08:54 | 院内イベント
こんにちは。Dr.Waveです。
しばらくご無沙汰していました。
ストックは貯めていたので少しずつアップさせていきます。

総合内科研修とは別になりますが、10/21院内で接遇研修がありました。
ホテルグランヴィア岡山から講師を招き、接遇「概論」を行いました。

岡山市立市民病院は「教育」「救急」「災害」を3本柱としてシステムを展開しています。
病院において「接遇」は医療スキルではありませんが、プロフェッショナリズムとして大切な教育対象となります。
接遇は、心を込めていればよいというのではなく、考え方と型が大切です。

これまで新人研修中心で取り扱われていた接遇研修を生涯研修に格上げを行い、今年度を「接遇元年」として第一歩を踏み出すこととしました。

患者さんや家族にとって病院には「不安」と「心配」がつきものです。少しでも安心と快適性を提供できるように病院全体で頑張っていきたいと思います。
























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岡山市立市民病院 前期CPC(2016/10/24)

2016-10-27 17:06:57 | 院内カンファレンス
こんにちは。Dr.Waveです。

10/24は年に2回あるCPC(Clinico-pathological Conference)の前期分がありました。

急性骨髄性白血病治療中の肺炎死亡例と胃癌治療後に急速進展した肝腫瘍例の2例でした。
今回の症例は生前に全体像としての病態把握が可能でした。
治療自体は妥当でしたが死亡に至った背景として、各臓器の詳細な潜在的病態や腫瘍の最終的なタイプについて剖検を通して検討しました。

採血検査、画像検査、生前病理検査、臨床経過で認識できる病態には必ず限界があります。
CPCを通して、臨床診療で見えない部分を学ぶことによって実臨床の力を伸ばすことができます。

今後も貴重なCPCを大切にしていきたいと思います。






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『Group Round』 (総合内科グループ) (2016/10/20)

2016-10-25 17:13:02 | 院内カンファレンス
こんにちは。Dr.Waveです。

本日は木曜日のプログラムである『Group Round』(総合内科グループ)についてレポートします。



岡山市立市民病院総合内科は2014年度より開始となり、毎週木曜日朝に「教育総回診」を開始しました。
2014年度は総合内科入院は15-20人であったため、全患者を全員で回診としていました。

当初の教育総回診の目的は
①総合内科入院患者の全把握。
②ベッドサイドでの研修医教育(身体診察など)。
③one learning point for one caseの臨床教育(各疾患のワンポイントレクチャー)。
④研修医のプレゼンテーションスキルの向上。
⑤難渋症例の検討。
でした。

2015年度は膠原病内科スタッフ1名と総合内科後期研修医2名が参入し、総合内科入院患者数が30人を超えはじめたため、総合内科は2チーム制となりました。
神経内科スタッフ2名も総合内科グループとして参入したため、神経内科1チームが加わり、合計3チームの入院患者対象の「教育総回診」となりました。

全入院患者の回診は時間的に不可能となったため、各チームより2名ずつ診断難渋症例、治療難渋症例、教育的症例を選抜し、総回診することとなりました。

2015年度から、関節診察、神経診察のスキル向上も含め、スタッフ増員による質の向上を得ることができました。

そして今年度2016年度は検査部・感染症担当のスタッフ1名、神経内科後期研修1名加わることにより、更にパワーアップしました。

8/25より「教育総回診」(総合内科グループ)は『Group Round』(総合内科グループ)にヴァージョンアップしました。

Group Roundの目的は
①総合内科(内分泌内科・膠原病内科含む)と神経内科の入院患者で6-8名を選出し、総合内科グループ全員で把握する。
②診断や治療に難渋している症例の検討。
③医師として知っておきべき、経験しておくべき症例の共有。
④ベッドサイドでの研修医教育(関節・神経・筋も含む身体診察スキルなど)。
⑤臨床現場における感染症診療のtips。
⑥研修医によるone point learningの提供(考察)。
⑦研修医のサマリスキルとプレゼンテーションスキルの向上。
としました。

大きなシステム変更は準備と回診前カンファの設置です。

08:45-09:30 6-8症例のショートプレゼンテーション(ミニ症例検討とミニレクチャー)。
09:30-10:30 各症例の回診。

の流れとなりました(それまでは各病棟で各症例プレゼンとミニカンファをしていました)。

研修医は月曜日から火曜日の間に症例の選出とミニレクチャーのテーマの決定をスタッフと行います。
木曜日の朝にはB4用紙1枚にサマリと考察をまとめたものを人数分コピーし配布します。
医局の共有モニターで全症例をミニカンファした後、病棟に回診にでます。
ベッドサイドでの患者さんへの挨拶や診察の展開は担当医が司会進行します。

今回のヴァージョンアップで一症例ごとの考察と理解が深まり、また普段から全患者さんの病態への注意力もあがあるようになったと思います。

定期的に総合内科グループではスタッフミーティングを行い、全プログラムとシステムの調整をはかっていく予定です。

今後とも総合内科グループをよろしくお願い申し上げます。



8/18が第一回Group Roundでした







8/25発表形式の調整をしました













9/1大分進行がスムーズになりました










9/8一週間のルーチンワークになじみ始めました







9/29考察に盛り込むコツがつかめ始めました









10/6研修医一例の準備となりました






10/20どんな状況でも考察ポイントを見極める目が育ち始めました








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岡山市民病院CC:吃逆(2016/10/14)

2016-10-21 15:45:52 | 院内カンファレンス
こんにちは。Dr.Waveです。

10/14は遷延する吃逆のケースを症例検討しました。

吃逆の診療は1年に数例は遭遇します。
"common but not so often"ですが、覚えておきたいところです。


吃逆の診断では、まず吃逆の機序を認識しておきます。

咽頭→孤束核(延髄)→網様体→気管
        ⭨→→横隔膜

その上で中枢性と末梢性の各部位の疾患を鑑別診断しておきます。



器質的な病態を鑑別し、代謝性、薬剤性、中毒性の原因がないかを診断します。

吃逆の原因となる病態に対して根本的な治療戦略を立てたうえで、対症療法としてのバクロフェンや芍薬甘草湯などの薬物療法や柿蒂(かきのへた)を処方します。
柿蒂(かきのへた)については取り扱いをしている薬局を確認しておかないとなりません。


日常の医療相談でも吃逆はよくあるので、この機会にまとめておきました。



ちなみに今回の原因は孤束核に病変を起こした多発性硬化症でした。

多発性硬化症は様々なpresentationで発症しまするため、ついでながら、Lhermitte徴候(頸部の前屈で背中から下方に電撃て家貴な痛みが放散)、Uhthoff現象(体温の上昇で神経症状が増悪し、体温の低下で元に戻る現象)、有痛性強直性痙攣(持続性の短い痛み。体幹に起こることもある)など特徴的な症状についても復習をしておきました。

N瀬先生、プレゼンありがとうございました。











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岡山市民病院CC:痙攣とQT延長症候群(2016/10/07)

2016-10-20 13:00:33 | 院内カンファレンス
10/7のケースカンファレンスでは、しっかり複数の鑑別診断を挙げながら診断を絞り込まず、複数の指標を同時に観察をしながら診療を進める必要のあるケースを取り上げました。

習慣飲酒歴があり、心房細動によるジギタリスとパーキンソン症候群によるLDOPAの定期内服があり、数年前に下肢深部静脈血栓症と肺塞栓症の既往がある独居中年者で、2週間前の感染症のエピソードを持ち、トイレで嘔吐後少ししてから強直性痙攣があり搬送された一例でした。意識は搬送後回復していました。黒色便はなく、口腔内咬傷なく、固縮や羽ばたき振戦などはありませんでした。貧血なくDdimerやNH3、ジギタリス濃度の上昇はありませんでしたが、乳酸値は2.5mmol/lでした。K3.5mEq/mlと軽度K値は低いながら貧血や低血糖、甲状腺機能低下などはありませんでした。心電図ではQTc0.528と延長していました。頭部・胸腹部のCTは特記事項はありませんでした。
(プライバシー保護のため実際とは多少異なるように表記しています)

結果的に、夕方入院の翌朝に再痙攣をおこしています。

当ケースではモニターをしっかりしていたため、2回目の痙攣は少なくともQT延長症候群に伴うTorsade de Pointesと診断し治療を行いました。
当患者さんは合併症なく徒歩でご退院されました。



内科診療では「バイタルサインが崩れている患者」と「未診断の患者」に対しては急変のリスクを十分に評価することが肝要です。
また「Anchoring bias」や「early closure」などのdiagnositic errorの条件も把握しておくことも大切うです。


今回の症例はカンファレンスでシェアしておく価値の高い症例であったと思います。
O山先生、プレゼンテーションのほどありがとうございました。


ちなみに最初の痙攣については、同様にTorsade de Pointesであったとは確定できず、アルコール離脱症候群、起立性低血圧、てんかんの可能性は留意し、薬物調整と生活指導を行いました。












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救急メディカルデバイスワークショップ:「眼底鏡」と「耳鏡」の有効な使い方(2016/10/06)

2016-10-20 11:22:53 | 院内カンファレンス
おはようございます。Dr.Waveです。連投です。

10/6の救急メディカルデバイスワークショップのテーマは、『「眼底鏡」と「耳鏡」の有効な使い方』でした。
シミュレーターも準備し、レクチャーの後にトレーニングも行いました。

今回は医学生にも教えれるスキルを持つことも副目的としていました。
何となしに利用していた「眼底鏡」「耳鏡」ですが、第三者に今後教えていくためにはどのような説明をしていったらよいかは意識したことがなかったため、非常に有意義なワークショップとなりました。

こうした日常救急外来や初診外来で使用するデバイスについては「on the job training」ができるように各自でティーチングスキルまで身につけ、屋根瓦式教育ができる体制をとっておく必要があると考えています。





























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卒研センター主催「M&Mカンファレンス」(2016/09/30)

2016-10-20 11:16:26 | 院内カンファレンス
こんにちは。Dr.Waveです。

9/30の卒研センター主催「M&Mカンファレンス」では、重症な病態の際の処置についてでした。
処置前のリスクの評価方法、インフォームドコンセントの取り方、合併症発生時の対応とレポートシステムについて、意見を交わしました。

まとまったところやbrain storming的に終わったところがそれぞれにありました。
少なくとも今後は合併症発生症例はレポートシステムに乗せ、皆でシェアし意見を交わし、今後の診療に活かしていくこととしました。









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mHANDS-FDF 2016 in 福山 (20160925)

2016-10-18 16:23:46 | 院外イベント
こんにちは。Dr.Waveです。

今回は「mHANDS-FDF 2016」についてレポートしようと思います。


「mHANDS-FDF」とは日本プライマリ・ケア連合学会中国ブロック支部主催の指導医養成プログラムです。

mHANDSとは「modified HANDS」もしくは「mini HANDS」の略です。
それなら「HANDS」とは何かと言いますと、亀田総合病院館山ファミリークリニックの岡田唯男先生がPCIJ(Primary Care Institute Japan)の事業として個人的に主宰されている私的な指導医養成プログラムである「HANDS-FDF」プログラムの名称に由来しています。
(「HANDS-FDF」=Home and Away Nine DayS – Faculty Development Fellowship)

1年間で週末を4回(計9−10日)利用し、職場から離れて、同期のメンバーとともに、スタッフ/faculty/指導医として必要不可欠な実践的な知識、技術,態度を学びます(HANDS-FDFサイトから抜粋)。

HANDS-FDF
https://handsfdf.wordpress.com/

「mHANDS」は本家となる「HANDS-FDF」の主旨と手法にならい、中国地方のプライマリケアにおける人材の開発と養成を目指し、2015年より開始となりました。

「HANDS-FDF」と同様に、スタッフ/faculty/指導医として必要不可欠な実践的な知識、技術,態度を1年間で4回学びます。
「事前課題」「レクチャー」「ワークショップ」から構成され、当日には実際に医学生や研修医を招き実際にワークショップを開き、振り返りと次への課題検討を行います。

Dr.Waveは第1回である「mHANDS 2015」に参加しました。
それまで自分なりの理論と実践を行っていましたが、実際に「mHANDS」に参加してみて、自分の考え方が限定的で行き当たりばったり感にあふれていたことを実感しました。

臨床医療現場における教育は理論とスキルが必要です。

個々の医師は自然発生的な教育環境で成長をとげるため、各自の教育哲学をもっているものです。
しかしながらその教育に関する知識と技術、態度が「妥当であるか」「効果的であるか」の吟味はなされていないのが現状です。

一人の患者を病気のみならず生活や人生も含めて診ること、さらに地域もケアしてヘルスケアシステムを構築していくことも医師に求められる時代になった今、研修医を教育するスタッフのスキル自体も見直される時期がきました。

厚労省から2日間の缶詰め状態での指導医講習が各地域で提供されていますが(Dr.Waveも参加しました)、有効性は限定的です。
その場で理解し分かったつもりになっていても、いざ現場で活かせるかというと別問題です。

mHANDS-FDFでは「臨床医療教育現場へのトランスファー(還元)」を最終目標としており、その為一年にわたる4回のシリーズのなかで実際のトランスファー難しさに対応してきます。

第1回の開催地は岡山、鳥取、山口、広島の4県でした(うち岡山開催は当院で行いました)。今年度は島根、福山(広島県)、山口、岡山の予定となっています。

今回「mHANDS2016」の第2回目(広島県福山市開催)にオブザーバーとして参加しましたが、また新たな学びを得ることができました。

「mHANDS」の労をとられている真庭市松坂内科医院の松坂英樹先生、出雲市大曲診療所の藤原和成先生、岡山家庭医療センター 奈義・津山ファミリークリニックの松下明先生には本当に感謝です。

また岡山市立市民病院で開催の際にはレポートしたいと思います。




























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2017年度初期研修選択科目プログラム説明会+後期研修ガイダンス(2016/09/22)(①)

2016-09-29 17:47:55 | システムやプログラムの紹介
こんばんは。Dr.Waveです。

9/22に『2017年度初期研修選択科目プログラム説明会+後期研修ガイダンス』を開催しました。
初期研修医が岡山市立市民病院の研修プログラムを選ぶ際に参考となる説明会です(専属研修医に限らずたすき掛け研修医も対象です)。
今年度第1回のチャレンジ企画です。

市民病院専属研修医8名、大学病院研修医3名の参加がありました。
祝日にもかかわらず参加いただけましたことを卒研センタースタッフ一同感謝を申し上げます。

この機会にブログで当院の初期研修プログラムの内容について情報提供をしておきたいと思います。
①岡山市立市民病院専属研修プログラム
②たすき掛け研修プログラム
を2つに分けて説明したいと思います。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


岡山市立市民病院の初期研修プログラムでは
1年目:
「必須」内科6か月、「必須」救急科2か月、「選択必須」診療科2か月(入職前決定)、「選択」診療科1か月(入職前決定)、「選択」診療科1か月(入職後決定)
2年目:
「必須」救急科1か月、「必須」精神科1か月、「必須」地域研修1か月、「選択」診療科9か月
となっています。

1年目の時の「選択必須」診療科2か月(入職前決定)は、「外科・麻酔科・小児科・産婦人科」から2か月を選びます。
「選択」診療科1か月(入職前決定)は全診療科を自由に選べます。
「選択」診療科1か月(入職後決定)は、9月以降に1か月間設定され(時期は各人で異なり、入職後告示)、全診療科を自由に選べます。実際研修を始めて1年目の1か月選択研修を決めます。5月下旬締切としてます。

「全診療科」とは
○内科:総合内科(内分泌内科・膠原病内科含む)、消化器内科(肝臓内科含む)、神経内科、血液内科、呼吸器内科、糖尿病内科、循環器内科
○外科、整形外科、脳神経外科、皮膚科
○救急科
○麻酔科、小児科、産婦人科、放射線科、リハビリテーション科
○眼科、泌尿器科、心療内科、病理診断科、耳鼻咽喉科
です。

400床の病院ながら、ほとんどの診療科の研修を受けることができます。
あえて研修ができない診療科を言うと、腎臓内科、心臓血管外科、形成外科、漢方診療科といったところでしょうか。

今回の9/22プログラム説明会はたすき掛け研修を受け入れている診療科に限定でしたので、10/28に専属研修医限定のプログラム説明会を行う予定です。

ちなみに診療科のうちわけは次のようになっています。

たすき掛け研修受入可能の診療科:
○内科:総合内科(内分泌内科・膠原病内科含む)、消化器内科(肝臓内科含む)、神経内科、血液内科、呼吸器内科、糖尿病内科、循環器内科
○外科、整形外科、脳神経外科、皮膚科
○救急科

専属研修限定の診療科:
○麻酔科、小児科、産婦人科、放射線科、リハビリテーション科
○眼科、泌尿器科、心療内科、病理診断科、耳鼻咽喉科

次のブログでたすき掛け研修について報告します。































































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救急科主催TPED in OCH開始(2016/9/16)(8/31)(8/12)(7/29)(7/15)

2016-09-23 15:22:51 | 院内カンファレンス
こんにちは。Dr.Waveです。

本日は『TPED in OCH』 (Training Programme of Emergency Department in Okayama City Hospital)の紹介です。

救急科はこの度「TPED in OCH」を立ち上げました。

岡山市立市民病院救急科のおけるトレーニングプログラムです。
まず救急科で研修する初期研修医の教育研修を目的として内容を調整していますが、副目的として岡山市立市民病院救急科として経験と知識を蓄積し、コンセンサスを形成していくことも含んでいます。

TPEDは月2回金曜日15:30-18:30に開催し、1時間ごとの3つのcategoryで構成されます。
最初の2つのcategoryは、「救急ショートケースカンファレンス」「救急画像カンファレンス」「救急感染症カンファレンス」「マイナー救急レクチャー」「手技向上倶楽部」「Journal Club」「UpToDateカンファレンス」「救急DRUGレクチャー」から2つの項目を毎回選び行っています。
最後の1時間は岡山市立市民病院卒研センター主催ケースカンファレンスに参加することとしています。

7/15に紀念すべき第1回が開催され、7/29、8/12、8/31、9/9と5回重ねました。

3時間という時間については長いと感じられる方もいらっしゃると思います。
しかし救急科の勤務形態は日勤、準夜勤、夜勤と不規則であり、研修医のスケジュールをするにも制限がついてしまうため、救急科で研修している研修医を2組に分け、実質月1回の合同トレーニングプログラムの提供としています。

TPEDは合同プログラムのみならず、今後〝daily meeting″と〝on the job training″のプログラムも充実させていく予定としています。
今後ともよろしくお願いします。


TPED(2016/09/09)






TPED(2016/08/31)



TPED(2016/08/12)








TPED(2016/07/29)






TPED(2016/07/15)←第1回!






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岡山市民病院CC:救急外来における精神疾患患者の対応 (2016/09/16)

2016-09-23 10:50:32 | 院内カンファレンス
おはようございます。Dr.Waveです。

少しだけブログのreviseを行います。
タイトルにケースカンファレンスのテーマを記載することにしました。
スペースの関係で「ケースカンファレンス」を「CC](Case Conference)に略すことにしました。
見づらい場合はまた元にもどそうと思います。


@@@@@@@@@@@@@


9/16のケースカンファレンスは「救急外来における精神的な問題を抱えている患者さんへの対応」がテーマでした。
心療内科の岡部先生のファシリーテーションのもと幾つかのケースを交えて勉強しました。

まず精神的な問題を抱えている患者さんに対応する場合認識することは、
①本人もどうしたらよいか困っていること
②とくに家族や第三者によって連れてこられた場合だが、本人は救急外来の対応を怖がっていること
です。

距離や話しかける角度、環境などを工夫し、なるべく安楽に診療を受けれるように配慮する必要があります。

精神科疾患を持っている場合は、統合失調症、認知症、うつ病、不安神経症、人格障害、パニック障害で病態背景と対応スキルが異なるのである程度勉強しておかねばなりません。

本人の感じている「辛さ」を理解し寄り添う態度を示し、忙しい救急外来のなかでも相手のテンションに合わせ、居場所を感じてもらうことにより、効果的・効率的な診療サービスを提供できます。

そしてコミュニケーションの評価として、①情報がきちんと本人に入っているか、②理解できているか、③本人が自身で判断できる状態か、そして④本人自身で意思を表示できるかを確認しなくてはなりません。

こうした基本的な診療スキルを勉強した後、救急外来で定期的に対応することとなる自殺企図患者さんへの対応の仕方も勉強しました。


どの診療科に進もうとも、精神的な問題を抱えている患者さんへの対応スキルは必要です。
初期研修医に限らず、後期研修医やスタッフでも、その対応が十分できている人は少ないように思います。
今後も定期的に心療内科の岡部先生にそうした対応について教えていただく機会を設けていく予定です。

岡部先生、今後ともよろしくお願いします。









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岡山市民病院ケースカンファレンス(2016/09/09)

2016-09-19 21:24:04 | 院内カンファレンス
こんばんは。Dr.Waveです。
シルバーウィーク前半が終了しました。後半戦です。

9/9のケースカンファレンスでは、労作時呼吸苦を訴えた中年男性の一例をdiscussionしました。
運動のあとから出現した呼吸苦で、CT画像でびまん性のGGOをわずかに認めました。

感染症、膠原病、腫瘍性、アレルギー性など様々な鑑別診断があがりましたが、決め手は詳細な問診でした。
詳細に行動履歴をとると、運動後に靴に防水スプレーをかけ一服の喫煙をされていました。
防水スプレーにはフッ素が含まれており、これがタバコにの火による熱を受けると毒性のガスに変化します。

患者さんにとって自身で原因として考えにくい行動履歴はopen questionによる現病歴では拾い上げることはできません。
鑑別診断を挙げたうえでclosed questionとして医師が拾い上げるか、時系列として詳細な行動履歴をとるかをしなくてはなりません。
アレルギー性疾患や化学性疾患では特に注意せねばなりません。

S倉先生、プレゼンテーションのほどありがとうございました。








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第1回岡山市立市民病院 救急国際フォーラム(2016/09/09)

2016-09-19 00:29:54 | 院内イベント
こんばんは。Dr.Waveです。
連休は連休で仕事がはかどります。

9/9は救急の日にあたり、岡山市立市民病院救急センター主催として『第1回岡山市立市民病院 救急国際フォーラム』を開催しました。

救急センター長である桐山先生から「岡山市の救急医療と当院の取り組み」を基礎講演いただき、各国から留学や仕事で岡山在住の方々をお迎えして「諸外国の救急医療の現状」をテーマにパネルディスカッションを行いました。
インド・ベトナム・マレーシア・韓国・アメリカ・中国・ネパール・スリランカ・日本のパネリストによって、自国の救急医療の実情や日本で救急医療を受ける時の問題点等について意見交換を行いました。

各国の文化や実情を知ることができ、岡山に住む外国人の方々にどのような救急医療サービスを提供することができるか、するべきかを岡山市立市民病院として多くのことを学ぶことができました。

外国人の方々も安心して生活できる岡山を目指して今後も頑張っていきたいと考えています。





















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平成28年度看護師診療補助行為研修〔特定行為編〕(2016/09/07)

2016-09-18 16:09:52 | 院内イベント
こんばんは。Dr.Waveです。

岡山市立市民病院は「救急」「教育」を大きなテーマに様々な取り組みを行っています。
今年度『看護師診療補助行為研修〔特定行為編〕』を開始としました。

2025年に向けた医療提供体制の改革により、チーム医療推進の一環として、特定行為を行う看護師の研修制度が始まりました。
看護師が行う診療の補助行為のうち、38行為が『特定行為』として明文化されました。
その『特定行為』を「医師の指示」のもと看護師が行う場合は、これまでどおり実施することができますが、「医師の手順書」に基づいて看護師が『特定行為』を行う場合、その看護師は指定研修機関において研修を受けなくてはならないこととなります。

当院では既に看護師の特定行為の一部は医師の指示のもと実施しています。
今回当院教育研修委員会は、それらの診療サービスの質を向上させるため、現場の看護師の基礎・応用知識をブラッシュアップすることとしました。
平成28年度は、人工呼吸器の運用や各薬剤(昇圧薬、降圧薬、抗痙攣薬、インスリンなど)の運用について10つのテーマを設定し、呼吸器内科、麻酔科、神経内科、心療内科、糖尿病内科、総合内科のスタッフのもと看護師とワークショップを行うこととしました。

9/7は第一回として人工呼吸器の運用について呼吸器内科スタッフの勝田先生に実施していただきました。
実際の研修を受けての看護師の感想や提案を医師スタッフにフィードバックを行い、研修内容自体も育てていきたいと考えています。

岡山市立市民病院でより良い診療サービスを提供できるよう、各部署間における横の教育・研修プログラムを今後も展開していきます。






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