ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

ポチ 逝く

2015-06-18 07:32:35 | 自然、読書、仕事、そして生きている
今朝6時半、携帯の音で起きる。
妻の声。

今朝、いつもは甘えた声で彼女を起こすポチが、横たわったまま固くなっていたという。

「昨日までは元気だったのに・・」









ポチは十数年前、ムスメと行った「動物いのちの会いわて」が盛岡大通で開催したイベントで出会い、一目惚れ。
すぐさま、妻も同行し、当時、矢巾にあった「いのちの会」の拠点で里親の契約を交わし、家族の一員となった。

ラブラドール・レトリバー系の雑種で、きょとんとした顔だち、片耳だけ垂れ下がった愛嬌のあるスタイルを見て、「ポチ」と名付けた。
ありきたりではあるが、名の通りかわいい、そして少し甘えん坊な犬だったと思う。

最初の主はワタシであったし、散歩も毎朝、妻と連れ立って琵琶沢側沿いの遊歩道を歩いた。

ワタシが単身赴任になってからは妻が主で、彼女はその全ての愛情をポチに捧げていたといっても過言でないような可愛がりであったと思う。

ここ数年は出来物や腫れで通院し、少し元気がなかったが、それでもまだ壮年、人間でいえばワタシと同じくらいの歳。
まだまだ数年は一緒に入れると思っていたが。



ポチがいなくなって、妻はさぞかし寂しいだろう。

あのポチの「ク~ン」という甘えた声が、天から風に運ばれてくるのだろうか。

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