ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

ホルモン屋の三日間日記 11月7日(土)~9日(月)

2015-11-09 20:16:29 | をかしら屋
娘からいただいた風邪がひどい咳を残し、やはり医者がいう「喘息」はホントなのかと嘆くこのごろ。
何かの拍子に咳がコホコホ出て止まらず、胸・腹筋・肩・喉は痛み痰がとれるまで続く。
そういえばこの三日間、雨模様。
アレルギー持ちにやっかいを施す低気圧なのだ。
体もまいれば気もまいる。
そうはいえ、時は穏やかに経つ三日間。



いつものように、J3「グルージャ盛岡」公式戦の前夜は店に泊り込み。
この日は風邪でしばらく食欲がなかったから、無理をして「華やかな」カウンター。
店のメニュー、サラダの原料、トマト、キューリ、冷麺の半分に切ったゆで卵1.5個、ラーメンチャーシューを軽くレンジでチン、モツ鍋の豆腐をいただく。

それと、11月に入り、めっきり客の減った「材木町よ市」の残り物「国産ジャンボ焼鳥」。
国産だね、一度オーブンで焼いてから屋台で表をカリッと焼いているのでオイシイと自画自賛。
しかし弱った体は大ジョッキ1.5杯でダウン。

そうそうこの日はベーコンも焼いた。



十日間、冷蔵庫で熟成した豚バラ肉を眠りから覚めさせ、塩抜き、風乾、そして燻す。



店のガスコンロを最も弱くして三時間。
接客の間もチップに火が廻らぬよう注意しながら時々ご機嫌を伺う。
今回はこの低温燻煙が良かったのか、ジューシーで色鮮やかなベーコンに仕上がった。

このベーコン作りは、自分の開発者魂を喚起する一薬でもある。

出来立てもオイシイが、一晩経って塩慣れし、スパイス・香草・煙の香り、匂い、味、脂の複合味が一体化したときにより際立つのだ。


そして雨のJ3「グルージャ盛岡」公式戦。
いつものように試合が始まれば店を相方と娘にまかせて、遠く、アウエー側から観戦。
幸い雨はやさしく、風もないが、しとしととした水滴はただでさえ弱っている体から何かを奪って地面に滴る。
この一年を象徴するかのような首位との戦い。
今日駆けつけた公式発表六百何名かの方がホントのサポーターなのだろうと、閑散とした観客席を見る。
「プロスポーツ」とは何かということを、長いつきあいを経てJ3に這い上がってから、余計に感じる。
それはやはり「一体感」という言葉で締めくくられるのだろうと、山口からわざわざ駆けつけた二三十名のアウエー側を見て噛みしめる。

メランコリー(?)な日々はさらに体力気力を奪うのか、今日も昼が非番な事をいいことに二度寝。
これじゃいかん、体力をつけようと、若き親友、東町の隠れ呑み屋「もっきり屋」の主人に連絡し、花巻ランチへ。

ならば中華だよねと友人がいうが、中華好きの花巻人が通う「一品香」や「満寿山」は月曜日定休。
ならばとこれも知る人ぞ知る駅前の「かっぱ飯店」に開店前に突入。



昨日は球技場のテント屋台で自ら焼きそばを作ったのに、何故か選んだ「Bセット(焼きそば、麻婆、ライス)650円也。

ワンディッシュながらお腹パンパン、これで元気も回復と盛岡へ向かったのが12時。
なぜか3時間も要して店に着いたのは、腹パンパンのおまけのネムネムでコンビニ2軒、計2時間の昼寝を要したからだ。
そして店に着くなり、本日三度目のシエスタに入るホルモン屋の主人。

疲れているのだ。

決して「ふて寝」ではないのだ。

そして、明日は「第七回 盛岡お月見ハシゴ酒」でありまして、当店も参加します。





いつもの通り、終わったあとの「六次会」特別メニューと、ご来店特別クーポンを用意してお待ち申します。

詳しくは(気力が沸けば)明日、詳細を報告します。