先月、日本橋三越の「あんこ博覧会」(2017.9.20~26)、行ってきました!
略して「あんぱく」ですって このイベント、知らなかった・・・今年初開催では?
全国から、伝統和菓子から、最新?あんこスイーツなど勢ぞろい。とらやさんは、とらや&TORAYA CAFEでの出店です。
中でも感激したのが、創作和菓子。
和菓子協会認定の和菓子職人の方々が、日替わりで登場。たしか1日2種、登場していて・・・ワタシは「菊」の和菓子を。
アンディ・ウォーホルの「デイジー」と、若冲の「菊花図」をイメージした2つの菊。すてきでしょう!?
若冲の「菊花図」・・・まさにそのもの。独特の筋目描の技法を、白あんと竹炭の黒でぼかしを表現。・・・すばらしい!
「デイジー」は、別名「ひなぎく」。あでやかなポップな色遣いで、日本の菊とは別のお花のよう。
若冲のと、技法はほぼ同じなのに、色だけでこんなに印象が違ってくるのですね。
2つのうち、1つを目の前で実演。あざやかな手さばきで、あっという間に完成!
「デイジー」はゆずあん。香りがもうかぐわしくて♪ 自家製ピューレを使用しているそうです。
「菊花図」は、こしあん。
日本と西洋、伝統と現代アート・・・2つ文化がコラボした創作和菓子。ビジュアルはもちろん、お味もおいしかったし、大感激です お茶付きで¥648。
担当は、広島の「神楽」さん。こういうお菓子を思いつくなんて、アンテナが高い方なのでしょうね。割と若い職人さんで、いろいろお話もきけておもしろかったです。そういえば、10月、銀座松屋でのイベントに参加するとおっしゃっていましたっけ。
こちらは、あんこ専門店「かねご製餡」さんの「のっけてあんこ」(¥324)。
10種類のあんこから、すきなあんこを選んで、スポンジ、ふやきせんべいとセットで。お好みで、フルーツをトッピングも可
どれにしようか迷いましたが・・・やはり、粒あんで 渋切りです。あっさりとあくのないお味。ふやきせんべいは、ほんのり味がついてて(みそ味なんですって)、ちょっとしたアクセントにも。
こしあん、つぶあん、渋きりこし&つぶあん、抹茶あんなどの定番から、ごまあん、りんごあん(さすが、青森!)などなど。後から知ったのですが、ミニあん2つVer.も急遽メニューに追加したそうで・・・そっちにすればよかった!あんこ好きは、食べ比べ、したいのです。
こんなお菓子も。シュークリーム?
・・・これもあんこ!
東京の「七里香(ななりか)」さんの「最中」(¥162)。 上新粉、豆乳、米油を材料にした最中生地で、バター風味の粒あんをサンド。みため、完全にシューですよね♪
どらやきは、プレーン(¥195)とロースト小麦胚芽どらやき(¥200+税)の2タイプ。ローストするとグルテンがでないから、アレルギーぎみ方にもいいかもしれませんね。プレーンも、3種類の小麦粉をブレンドしているというこだわり。
シュー、じゃない(笑)、「最中」は常温O.K.だし、キュートでサプライズにもなるから、てみやげおやつにしたら喜ばれそう 早稲田にお店があるそうですが・・・今度お目にかかったら、また買おっと♪
会場では、羊羹コレクションコーナーもありましたよ。ワタシがいったとき(土曜日のお昼)は、すでに大半が売り切れてましたけど・・・ すごい人気ですね!春の全国銘菓展より人出があったのでは?
最近、和菓子イベント、続いてるような。 ・・・和菓子ブーム、きてます?