4月8日
ここは福岡の、かの有名な、太宰府天満宮です。
1000年以上の歴史を持つ大宰府に伝わる宝物の数々を収めた宝物館で、

何ものかによって、宝が盗まれているっ!!!
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という、作品です。
一年に一度、お祭りの鉾(ほこ)が、その日だけ収められる為のお社に、

美しい梅の庭園に置かれた大きな庭石
いかにも、ずいぶん前から配置されてるようですが、
ほんの一ヶ月前にイギリスから来た何者かが置いていきました。
そこには、かの有名な「考える人」が座っていたと思わしき、大きな擦り減りが刻まれている。
磨り減るほど、長い時間考えて、なにか答えが出たのでしょうか。
題名 『すべてわかった VI 』 [Everything is learned VI]

妙に真新しい檜(ひのき)と、刻まれたピクトグラム
大宰府の幼稚園児たちが
「大切な人にあげるたからもの」を埋めたタイムカプセルが埋まっているそうです。
これはその目印。
どんな「たからもの」が埋められたのでしょうか。
まぎれもなく由緒正しい太宰府天満宮の中です。
これは太宰府天満宮が主催した
イギリス人の現代アーティスト、ライアン・ガンダー [Ryan Gander]による、アートプログラム。
作品を観た人に
最後に突きつけられる、アーティストからの質問状。
「神様を具体的なお姿として想像できますか?」
「大宰府天満宮の本殿の奥にはなにがあると思いますか?」
「万が一、神社に終わりがあるとすれば、それはいつですか?」
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みなが、本当に大切だと思っているものが
こんなにも形のない、目に見えないものだったのかと、愕然とも言っていいほど
思い知ることになるのです。
そもそも、1000年の昔から
その時代時代の大切な宝(=当時の現代アート)を集めてきた太宰府天満宮。
なんら、キバツなことをしようとしているわけではない。
ごくごく自然の流れで、時代の先端を行くアートと関わっている。
なんて粋なんでしょうねぇ。
境内の絵馬堂には、
金沢21世紀美術館にもあるマイケル・リン[Michael Lin]の作品も
すんなり同居していた。