あれは,あれで良いのかなPART2

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津波警報,無事だったけど・・

2006年11月16日 02時09分25秒 | 災害・危機管理
北海道沖で発生した津波ですが,大きな被害なくどうにか無事回避できたようです。

本州でも次々と津波を観測 択捉島沖地震(朝日新聞) - goo ニュース

気象庁の迅速な対応に感謝

津波は,判断を誤ると大被害になります。よって,十分警戒して「結果警戒するほどじゃなかった」という位の対応で十分といえます。
今回の気象庁の判断は,実に速かったといえます。そうとうシステム化しているといえるでしょう。

ただ,一方で,若干気になる点もありました。
1つ目は,「民法のCM中の津波警報の報じ方がまちまちである」こと,2つ目は「津波が到着してからの情報はちょっと遅い」こと,3つ目は「数十センチの津波でも実はものすごいパワーがあることが伝わらない」ことです。

1つ目の点ですが,CM中にもテロップを流している局と,完全にCMを流している局が二分していました。
スポンサーとの契約もあるのかもしれませんが,自然災害の場合は,1分1秒を争うため,CM中でもテロップは流すようにした方がよいでしょう。

2つ目ですが,これは気象庁の観測システムの機械的問題でしょうか。素人的な発想は,機械が潮位の変化を探知すれば,すぐに「*センチ」と情報が入るはずです。ところが,今回は第一波の結果が出るまで20分以上かかっています。
この点は,今後改良の余地があるでしょうね。

3つ目ですが,「*センチじゃあたいした津波じゃないよなあ」と誤解している人がいるのではないかという点です。
津波の場合,普通の大波と違って,「底からの力がかかっている」ため,パワーが桁違いにあります。また,その影響から,周辺の地形次第では一気に数メートルから数十メートルの津波に化けることすらあります(一昨年のインドネシアの津波がまさにそれでしたね)。
今後は,津波の基準として,「*センチ」と同時に,震度のような客観的基準を策定しておいて,その基準も同時に発表するようなことを気象庁も考えてみたらどうでしょうか。
例えば,波度1から7に分け,「今回の津波,**では何時何分に到達予定。高さは30センチ,波度3の見込みです」などと報じるのです。そうすると,「波度3だと,船がもっていかれる可能性があるつよだだなあ」などと判断することができるのではないでしょうか。

いずれにしても,今回は被害が少なくて本当に良かったです。

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2 コメント

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Unknown (梅。)
2006-11-16 22:26:01
竜巻にF1~F5の「フジタスケール」がある様に、津波に「おかにゃんスケール(Oスケール)」を設定したほうがいい。
マジで。


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梅。さま,コメントありがとうございました (おかにゃん)
2006-11-17 02:01:06
こんばんは。
津波用の「おかにゃんスケール」ですね。しっかり研究して早く発表して気象庁に売りつけてみようかなあ(笑)。
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