ギタリスト岡本博文 生徒諸君!

プロギタリストのリアルな経験談、本音を語って行きたいと思います。

実際、夢と現実は行ったり来たり

2017-09-21 04:20:08 | Weblog

ここのところ、やる気のある若い人と付き合うことが多くなりました。

うちに来たり、義塾のイベントに参加すると、
それまでと、付き合いも広くなり、
世間も知るようになります。
視野が広くなると、自分の至らぬ面も多々発見するようで、
悔しがったり、落ち込んだりしています。

でも、僕は、とっても彼の将来は明るくなった、と
思っています。

至らぬところが、自分で見え始めたなら、
見えなかった時より、落ち込んでいる今の方が
遥かにいい方向に向かっていると僕は思うからです。

アランホールズワース、でも、
パコ=デ=ルシアでも、誰でもいい。
超ハイテクニックで、精神性の高いミュージシャンに憧れて目指す時、

日々、そういう人の本当の凄さを発見して、
それと自分との差を、一日中推し量って嘆くよりも、
まず、隗より始めよ。身近なところから、積み重ねるべきだと思います。

どう積み重ねるべきかは、一人一人、ご相談にのります。(笑)

***************
さて、今日の身近な現実と戦いきることから、
明るい明日は見えてくるものだとは思いますが、

夢を語ることは、大変、大事だと思います。

一方、夢を語ることで、夢の責任感をしょい込む人も
たくさん見てきました。
で、今の現実対処に、夢を忘れてしまうこともあります。

でも、夢を語ることは、遠い目標を設定するようなもので、
ブレなければ、永遠にそれに近づくことは確かだ、と僕は思います。
**************
向こう見ずな若者のやる気が、現実と向き合い、
いじけてしまうようでは、残念です。

現実と向かい合いつつも、
1年たっても、今のまま、夢は堂々と
ある程度、無責任に語って欲しいと僕は願っています。

それをはたで見るのは、僕は大変幸せです。

http://hirofumiokamoto.com/

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