地方分権推進特別委員会

2月4日(金) 今年度内の「島本町との広域合併」中間報告は見送りへ!

 今日は午前10時から、地方分権推進特別委員会が開催され、「高槻市・島本町広域合併」についての協議経過が報告されました。

 島本町との合併問題は、「平成の大合併」時にも議論されましたが、2004(H16)年に、一旦解消。

 昨年当初に、島本町し尿処理施設老朽化に伴う施設更新が町単独では難しいとして、島本町側より「合併も含む広域化」について議論の申し出があり、昨年2月8日に両市町による「広域行政勉強会」が6年ぶりに発足しました。

 両市町では「行財政調査検討」「事業連携」「島本町し尿処理施設」等4つのワーキンググループを設置して、のべ7回のWGを開催。

 しかし、島本町の今後の財政シュミレーション(投資的経費の積算見込み)を巡って、高槻市とは合意に至らず、今年度内の中間報告作成は見送るとの報告が示されました。

 委員会では、島本町の合併に対する本意をただす意見が相次ぎましたが、奥本市長も、「し尿処理施設の整備は、各自治体固有の義務」と不信感を表明。

 島本町からの申し出を受けてスタートした広域合併問題ですが、「高槻市の既存施設で島本町のし尿処理を何とかお願いしたい!」という当初の思惑に、行政間の相互不信の溝はまだまだ根深いようです。

 午後からは、市民相談2件を受け、その後、阪急高架・交通体系特別委員会の案件説明交通環境よくする会の要望行動に同席。

 夜は、統一地方選対策会議に出席しました。

 

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