いろはにほへと

ぼちぼち、休みながらも続けていければいいな。

手のひらの京 📕

2017-06-03 02:11:42 | 


この人の作品。「インストール」、「蹴りたい背中」以来かな。大人になって、上手くなったなあと思った。確か、あの頃、10代だったよね。
この本、三姉妹の話ということで、興味を持って読んだけど、面白かった。

女の気持ちの書き方。ふーん。なるほど。と思わせるところ多々あり。私が、自分が怠け者だと思うのは、めんどくさい!と思うことが多いから。

仕事柄、弱っている人、困っている人には目が向く。それ以外は、見てて面白がれることは楽しいけど、鬱陶しいと思ってしまうと、めんどくさい!と思って、思考停止。

どうして?こうなってるんだろうと考えないからダメなんだよなぁ。この人は、ちゃんと考えてる。まあ、作家ってそうなんだろうけど、考える人は尊敬に値すると思う。

基本、私は感覚人間だ。昨日の研修でやった、「遊びの中で、面白かった!楽しかったという気持ちがホコリのように少しずつ溜まっていく。それが積み重なって、自己肯定感に繋がる。」いつまで経っても、私は、今だ、その感じとか感覚のホコリを貯めようとしている。ホコリは、フーと吹き飛ばされるのにねー。でも、論理で固めてしまうとふわふわ感がなくなって、また、違ったものになりそう。と怠け者の言い訳。

これは、男の気持ちのことだけど、気になった一説。

*******************
女が一時的に相手を本気で嫌いになり、和解した後また一気に燃え上がるのと違って、男は一度失った分の熱を、同じ女にまた向けることはほとんどない。前原のように手に入れられなくなってから躍起になって執着心を取り戻すことはあるかもしれないが、同じように見えてやっぱり以前とは質が違う。きっと男の方が女への幻想や憧れをいっぱいに膨らませて恋愛しているのだろう。
*******************

ふーん。そうなのか。そうなんだろうな。そうか。(笑)と思ってしまった。

女は、嫌いになったり、好きになったり、日々?一瞬一瞬?でも、刻々と変わる。それは、好きになる人は、欠点も含めて丸ごとわかってて、好きになるから。現実的なんだろうな。どこか冷静に相手の欠点を分析してる。母親目線もあるのかな。それは、日本女性がそうだと西洋の女性は母親とは違うと何かで読んだ記憶もあるなぁ。それでも、自分の余裕のある無しで、相手を受けとめるのがしんどかったりして、嫌いになったり、好きになったり。反応があるということは、興味があるということで、本当に嫌いな人は、嫌いなだけ。考えたくもない(笑)

そう。でも、男は、きっと、幾つになっても、幻想や憧れをいっぱいに膨らませて恋愛するんだ。女も幻想や憧れはあるけど、女の場合、いっぱいに膨らませて恋愛するのは、中高生ならまだしも、初期だけな気がするなぁ。皆さん、シビアだったよね。

もう少し、この人の作品読んでみたくなった。

明日は、休み。薬を飲まなきゃ、やっぱり、眠れない。(涙)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。