
銀座中央通りの一本裏手。
大店の、昔ながらの大衆的な蕎麦屋の雰囲気を色濃く残すファサードに惹かれ、吸い込まれるように店内へ。
入るとすぐ左手に2階への階段があったが、1階のテーブル席へ通される。
通りに面したところには小上がりも4卓あり、ご年配のご夫婦が瓶ビールを飲みながらくつろいでいた。
12時にまだならないというのに8割方が埋まっており、平日にもかかわらずスーツ姿の50代サラリーマン数組が、サントリーオールドのボトルをテーブルに置き、賑やかにやっている。
紫煙も上がっている。各テーブルには灰皿も置かれている。そうか。
壁にはつまみのメニューが短冊で貼られているが、値段の表記は見当たらない。
卓上のメニューもそれは同じ。
酒を飲み、つまみを取る客は値段を気にしないということか。そうかそうか。
一番安価なもり・かけは500円。おそらく機械捏ね、機械打ちでしょうが、銀座でこの価格は破格といっていいでしょう。
蕎麦もバリエーションは豊富で、確かこちらでは「コロッケそば(1,000円)」が有名だったと記憶していたが、ここはやはりおかめそばをお願いすることに。

●五目(おかめ)そば(950円)
具は見えるところでは、かしわ×2、筍×3片、かまぼこ×2片、鳴門巻、鶉の卵、三つ葉。下には海苔や油揚げも敷かれ、レモンの皮も一片添えられている。
メニューにもしっかりと“五目”と書かれてあるように顔を模したタイプではないが、随分と豪勢で賑やかな蕎麦である。
蕎麦切りは中庸で均一な太さ。生煮えではないが、やや硬いのが気になった。
甘汁は返しが強いのか黒みがちで、やや辛め。蕎麦とともに蕎麦湯も運ばれてきたので、好みによっては始めから埋めながら飲んでもいいかもしれない。
注文して供されるまでが5分。滞在時間は15分。
銀座での食事で時間が取れないときに、ふとまた思い出すかもしれない。
そば所 よし田
東京都中央区銀座7-7-8
03-3571-0526
営業:【月〜金】11:30〜22:00
【土・祝】11:30〜21:00
定休:日
おかめ度:(★なし:五目蕎麦タイプ)
http://www.yoshidasoba.jp/store/
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