二人の母

戦後を苦労して子供達を必死で育ててくれた母親達を回想する。

デジブック 『能勢の高燈籠』

2017-08-30 15:13:40 | 日記

デジブック 『能勢の高燈籠』より

夫の母が、なくなる一日前ぐらいに、「お母さん」と呼ぶので、「何に?」と覗き込むと、違う違うと手を振り、また寝ました。「誰を呼んだのかしら」とお通夜の時に話題になったのですが、夫の母には、お母さんと呼んでいた人が5人いました。1人は「5才の時なくなった産みの母」2人目は「育ての母」3人目は「姑」4人目は「私の母」最後に、寝たっきりになってからは「私の事」の5人です。
一番可能性のあるのは、「恋しい産みのお母さんではないか」と云う話になりました。5才で顔は覚えていなかったかもかも知れませんが、「なくなるまえに、誰か1人が迎えに来てくださる」と云う話を聞いたので、じゃ、きっと「心残りの幼子の事を、90年余り、見守って下さっていた産みの母ではないか」と云うことになりました。

45才で主人に先立たれ、舅、姑、4人の子供(長女22才、長男20才、次女17才、次男14才)を抱えて、たいへん苦労されました。

その間、随分、色々ありましたが、やっと産みのお母さんが迎えに来て下さったのでしょうか。
きっと「よく頑張ったね。」とねぎらってもらっていることでしょう。

お母さん、本当に家族のために、いろいろ尽くして下さって有難うございました。

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