八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

神道青年九州地区協議会研修会

2010年08月20日 13時30分35秒 | 神道青年会

お盆も過ぎ、いよいよ8月も後半に入りましたが、皆様お元気に過ごされていますでしょうか?こんにちわI権禰宜です。

さて私、8月18日、19日と宮崎県は宮崎市において開催された「第38回 神道青年九州地区協議会研修会」に出席してまいりました。

先日ブログで小倉での臨時総会の件を書いたと思いますが、今回はその時話し合われた研修会の本番でした。

昨年の九州大会のブログは写真無しの寂しいものでした・・・。

そこで今回はバッチリ・・・とまではいきませんが、なんとか撮影できました。

1日目(18日)は九州各県の青年神職の交流を深める為の親善野球大会が行われ、照りつける南国宮崎の太陽の下、共に汗を流しました。

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確かに暑い暑い日差しの中でしたが、こうやって汗を流しながら交流を深めるのは良いものですよね。まさに若手ならではの交流の仕方ではないでしょうか?皆一様に溌剌とした表情をしていました。

2日目(19日)から研修会本番です。

早朝より禊が青島の浜辺で行われ、鳥船(とりふね)行事・雄健(おたけび)行事・雄詰(おころび)行事の雄々しく勇ましい声が朝の日向灘に響き渡りました(※残念ながら禊の様子は私が参加中の為撮影できず・・・・)。

禊の後は誄歌(るいか)温習会が青島神社儀式殿に於いて開かれました。

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誄歌とは

行く先を 神にまかせて 帰る魂

道くらからぬ よもつ根の国

という歌の内容からもわかるように、葬祭で奏される故人を追慕する歌です。

葬祭の歌ということから、全体的に哀愁漂う旋律で、まるで故人の御霊に語りかけ、慰めるかのように詠われます。

また講演研修として安賀多神社宮司・岩切重信先生による「墓の在り方について」の講演を拝聴いたしました。

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岩切先生は神職歴50年の我々若手神職にとってまさに大先輩あたる方です。先生の長年の経験に基づいたお話を聞け貴重な時間を過ごす事が出来ました。

昨年もそうですが、1泊2日の研修はあっという間でした。やはり若手神職が共に研鑽を行うというのはお互いいい刺激になるとおもいましたね。

この経験を生かして、明日からのお宮での神明に奉仕していこうと決意するI権禰宜でした