岡耕一郎法律事務所

【公式ホームページ】はこちらをクリック

価格競争

2012-04-30 16:17:34 | 日記
良い品をより安く提供してもらえるのは大変ありがたいことだし、競争してくれるのは消費者としては大歓迎だ。

ただ、低価格の裏には、人件費の削減、仕入費用の節約がついてまわる。

それが品質の低下や、安全面の軽視、労働関係法規の違反などにつながってなければ、大歓迎だ。

実際には、牛肉やうなぎの産地偽装、過重勤務による交通事故、過労死、、、という問題につながることが少なくない。

価格競争の激化による不幸を防ぐために、消費者にもできることがある。

一休さん

2012-04-29 14:30:22 | 日記
私が幼い頃、「一休さん」というアニメが放映されていて、よく見ていた。

屏風の虎で虎退治したり、まんじゅうを食べたと叱られたら仏様の口にあんこをつけて仏様が食べたと難を逃れたりした。

そうしたとんちを学んだり、お坊さんの生活、昔の人の生活環境、質素な食生活など、アニメから自然と学んだことも少なくない。

日本昔ばなし、というのもあった。

最近は、そうした楽しみながら学べる番組が少ないように感じる。

作る側の大人に智恵がなくなったのか、関連グッズなどお金になる番組しか興味がないのか。

なにか余裕のなさを感じてしまう。

采配

2012-04-28 23:49:53 | スポーツ
 監督の采配は重要だ。
 
 新しくファイターズの監督になった栗山さんは、野球解説者ジョニー黒木によれば、

  斎藤祐樹投手を柱として起用する

  吉川投手(広陵高出身)を独り立ちさせる

  中田選手を4番で使い続ける

 この3点を、ぶれない方針としてたてているようだ。

 方針の柱は重要で、選手もスタッフもそれを理解し、目安として行動することで、組織として一体感や活力が生まれる点があると思う。

 打順はどうするのか、バントを重視するのか、盗塁にこだわるのか、とにかく主軸の一発に頼るのか。

 中継ぎ、抑えの勝ちパターンはどういう流れにするのか、先発ローテの柱はどうするのか。

 こういったところの最低限のルールが決まっていないと、選手やスタッフは自分の行動の目安になるものがなくて、安定した力を発揮しづらいんじゃないかと思う。
 


 我がカープは、「破天荒」というキャッチフレーズで、機動力を生かした攻撃を志向しているはずだが、なかなか点が取れない。

 盗塁が多いようにも思えない。

 これまでは、サファテが抑えを担っており、彼は球界屈指の安定感を誇っていたように思う。

 ところが、今日の試合では、1点リードの最終回、ミコライオが出てきた。

 打たれた。
 
 逆転された。

 この1試合の結果よりも、最低限の方針といってもいいだろう「抑えはサファテ」という方針を、

 「ミコライオの方が先に準備できていたから」

といった、監督のその日の気分と言ってもいいような理由で、変えてしまった。

 これによる、今後の選手、スタッフへの動揺が、不安感、不信感などに変わらなければいいが・・・心配になる一戦だった。

立て続けに・・・

2012-04-27 22:37:38 | 日記
 飛行機事故は、1件起きると立て続けに起きる傾向がある、と以前、聞いたことがある。

 しかし、立て続けに起きるのは飛行機だけではないようだ。

 京都祇園、京都亀山、千葉、、、と、立て続けに悲惨な自動車死亡事故が起きた。

 正常な判断ができない状況であったり、無免許で夜通し運転したり、考え事をしてぼーっとしていたり・・・。

 理由は様々だが、焦ったり、ねむくなったり、ボーっとすることは、だれにでもある。

 結果があまりに重大なので、

 「ひどい話じゃ、ホンマに」

と、他人事に思えてしまうが、ボーっとよそ見をしているうちに・・・というのは、だれにでもありうると考えるべきじゃないか。

 それほど日常的に、危険を引き起こすものなのだ、自動車は。

 もちろん運転者が悪いのであって、ほとんどの事故において自動車に問題はない。

 しかし、これほど危険で、死者を出している道具を売っている、ということを、販売する人たちは自覚できているだろうか、メーカーは事故防止や被害者救済にもっと貢献してもいいんじゃないだろうか。


 大事故が起きるたび、そういうことを考えてしまうのは私だけだろうか。

思い出の店⑥

2012-04-26 23:32:09 | グルメ
 私が学生時代住んでいたのは、豊島区と文京区にまたがる大塚という町だった。

 山手線で、池袋と巣鴨の間にある渋い駅だ。

 その駅の北口を出たところに長浜ラーメンの小さな店があった。

 「華みこし」

 あまり清潔とは言えないその店の客は、大半が若い男性であった。
 
 後に、本場、福岡で元祖長浜ラーメンを食べたとき、この店のラーメンを思い出した。

 東京で、博多ラーメン、長浜ラーメンという看板を出している店のラーメンは、ほとんどが本場の長浜ラーメンとはずいぶん味が違っている。

 その中で、華みこしのラーメンは、本場に近かったんだなぁと感じた。

 今もあるなら行ってみたいなぁ、と思って調べてみたところ、近くに博多ラーメンの人気店が進出し、あえなく閉店に追い込まれたようだ。

 
 新宿や高田馬場で飲んだ後、埼玉や千葉、八王子の友人から「泊めてくれ」と言われ、山手線の終電で午前1時過ぎに大塚駅に着き、必ずこの店でラーメンを食べてから部屋に帰ったものだ。

 必ず2,3個の替え玉を注文していた。

 なつかしい思い出の店だが、なくなってしまったのはさみしい限り。