「琵琶湖周航殺人歌」内田康夫

「琵琶湖周航殺人歌」内田康夫　
講談社文庫う5-7 ISBN4-06-185186-1
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今回の事件は、密室のトリックも、アリバイ工作も、
実に単純な仕掛けで、終わってみれば、大きな謎解きもなく終了。
探偵役の浅見さんが「簡単です」と言った通りです。

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♪「琵琶湖周航の歌」が今でも歌い継がれていますね。
昔、琵琶湖でボートが沈みました。

なんでボートが沈んだのか、その理由が「解明」されます（勿論小説・フィクションです）。
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琵琶湖の水はきれいになったのでしょうか。
大型のリゾート開発には、大規模の「汚水処理施設」「下水処理場」が必要です。
広大な土地が必要なはずの「開発計画」なのですが、県に出された開発計画には「浄化」設備の敷地が見当たらないようです。なぜ？

環境汚染・破壊の話も出てきます。話題、盛りだくさんです。

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今回も過去の「殺人事件」が現代まで尾を引いていました。
過去の過ちを背負って生きてきた人の話です。