光産業技術動向ブログ OITT

OITTとは、Optoelectronic Industry and Technology Trendの略称です。

ドコモ、山間部などで屋外設置も可能な小型LTE基地局を運用開始

2013年06月21日 | 新現象・新技術

 NTTドコモは、LTE方式に対応した小型の基地局装置を開発し、運用を開始した。


 今回開発・運用が開始された小型の基地局装置は、”親局”と“子局”からなるリモート設置型基地局(光張り出し基地局)において、“親局”にあたる装置。一般的に、アンテナや関連設備など電波の送受信機能を備える“子局”とは離れた場所に集中的に設置され、1つの親局で複数の子局に接続し、制御を行う。


 これまでのLTE基地局装置は、主にトラフィックの高い地域を中心に導入され、Xiエリアを拡大してきた。一方、山間部では、規模が大きいこれまでの親局を設置できる場所が限られるため、子局と離れすぎて接続できないなど、Xiエリアの展開が困難な地域があったとしている。


 今回運用が開始された小型の基地局装置は、親局として大幅な小型化を実現し、屋外にも設置が可能。子局との接続がより容易な場所に設置できることで、Xiエリアの拡大、品質向上が経済的・機動的に進められるとしている。また、LTE専用ではなくW-CDMAにも対応し、FOMAエリアの構築も可能になっている。


詳しい情報はこちら。
ドコモ、山間部などで屋外設置も可能な小型LTE基地局を運用開始 - ケータイ Watch


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