ヤフーは9月17日、次世代検索のコンセプトモデルとなる「さわれる検索」を発表した。音声入力によって検索したキーワードを、3Dプリンタを使って立体化した結果として提示することで、“見る”“聞く”といった従来のネット情報との関わり方を、“さわる”へと発展させていきたいとしている。
この仕組みを使うことで、たとえば映画のプロモーションで登場キャラクターのフィギュアを配布したり、新車の3Dデータを公開して好きな角度から眺められるようにしたりと、これまでにはない新たな広告表現が可能になるとしている。
同日の記者発表会で登壇したヤフー代表取締役社長の宮坂学氏は、「モーターショーなどでも各メーカーが非常に夢あふれるコンセプトモデルを発表する。ヤフーもたまには、今期、来期の新しい事業ではなく、『こういう未来があるといいなぁ』というコンセプトモデルを発表してみたいと思っていた」と語り、さわれる検索はあくまでもコンセプトモデルであり、当面事業化の予定はないと説明した。
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ヤフーが提案する「未来の検索」--3Dプリンタで結果を造形 - CNET Japan
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