温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2018 話題の漫画No2

2018-01-22 21:24:55 | 日記・エッセイ・コラム
進撃の巨人・・・。
たまたまAbemaTVを流し見していた時に映ったので、しばらく見ていたが、はっきり言って見ていられない。
人が簡単に巨人に食べられる。
殺戮、しかも子供が簡単に人を殺す、あるいは、子供の目の前で親が無残な殺され方をする。

そんな場面が次から次へと出てくる。
何のテーマを持った漫画なのだろうか?

ただ、映像の中でわずかながらも命の尊さ、家族愛、友情、そんなものが織り交ぜて展開されているが、私には、そんな教訓は前後の悲惨な画面で打ち消される。
こんな漫画が何で受け入れられるのだろう。

インターネットには、現代社会の縮図とか、大企業に飲み込まれる現代社会とか、中には閉塞感と絶望感に彩られた世界観、戦う闘志を失った人間への警鐘とか様々な解釈で論じられている。

しかし、そんなテーマをこの残忍な映像表現で訴えなければならないほど、現代社会人の感覚は鈍くなっているのか!?
こんな刺激的な映像を見なければ、愛や悲しみの本質を覚えることができなくなるほど、若者の感性は鈍感になっているのか・・・!?

少なくとも、まだ命の尊厳、愛情の豊かさなどを理解できない幼児、子供は、このような漫画は悪影響を与えるといわざるを得ない。
見せるべきではない。

最近凶悪、あるいは驚かされる奇怪な犯罪が多くあるが、まさか、若者が、いい大人がこんなおぞましい映像を見て、犯罪に簡単に走っているのか!?

子どもにしつけといって、簡単に暴力を振るう。しかも、常識では考えられないほどの残忍な暴行。
あるいは、死を軽々しく扱うような連続殺人。

これらがすべてこの進撃の巨人の影響とは思っていないが、最近のサスペンスドラマで簡単に人を殺める光景といい、あまりにも人間というものが簡単に殺される映像が、テレビをはじめとする情報から私たちは常に浸されている状態である。

この漫画を評価する人がいて、私のような考えに対し、批判する方もいるかもしれないが、私の感受性が受け付けないのである。

昔にも同じような残忍な描写を売り物にした漫画があったような気がするが、とっくにそんなものは忘れ去られている。
進撃の巨人という世界は、私の今までの60年間の人生で積み重ねた経験、感受性では受け入れられない漫画の世界だ。
とにかく吐き気を催す。
こんな漫画文化がはやらなければいいのだが、残念ながら視聴する人間が多いようだ・・・。

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