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過労対策、診療科目削減へ 聖路加病院、土曜外来で 医師の労働環境改善

2017年05月16日 16時58分25秒 | 仕事
過労対策、診療科目削減へ 聖路加病院、土曜外来で 医師の労働環境改善
2017年5月15日 (月)配信共同通信社

 聖路加国際病院(東京都中央区)は12日、勤務医の長時間労働を抑制するため、土曜日の外来の診療科目を34から14に削減すると発表した。労働基準監督署の立ち入り調査を受け、改善策として打ち出した。救急や一般内科、小児科など主要科目の外来は続ける。6月から実施する。
 長時間勤務が問題となっている医師の労働環境改善への取り組みとして注目されるが、利用者にとっては、受診機会の減少につながる恐れもある。聖路加病院は2013年度から、ほぼ全ての診療科で土曜日の外来診療を実施していた。長時間労働抑制に向け、運輸業界などで広がっていたサービス内容を見直す動きが医療現場に及んでいることが明らかになった。
 同病院によると、昨年6月に中央労基署(東京)の立ち入り調査を受け、昨年4~6月の勤務医の残業時間が月平均95時間に達するなど長時間労働が常態化していたことが判明。また、夜間や休日の勤務については、時間外の割増賃金を支払うよう労基署から指摘を受け、約2年間さかのぼり、総額十数億円を支払ったという。
 土曜日の外来診療をやめるのは、耳鼻咽喉科や皮膚科など。同病院は「患者の皆さまに不便をおかけするが、やむを得ない措置。理解をお願いしたい」とコメントしている。
 労基署の指摘を受け、既に夜間の救急外来や当直勤務に当たる医師の人数を減らしているが、抜本的な見直しの一環として、土曜日の外来縮小に踏み切った。
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