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「嫌がらせ受けた」供述 准看護師、一方的に恨みか

2017年07月14日 19時55分04秒 | 事故事件訴訟
「嫌がらせ受けた」供述 准看護師、一方的に恨みか
2017年7月14日 (金)配信共同通信社

 千葉県印西市の老人ホームの睡眠導入剤混入事件で、殺人未遂などの疑いで逮捕された准看護師波田野愛子(はたの・あいこ)容疑者(71)が「施設内で嫌がらせを受けていた」「一部の同僚をねたんでいた」という趣旨の供述をしていることが13日、捜査関係者への取材で分かった。
 4月以降、施設内でめまいや眠気、足元のふらつきといった症状を訴えた職員は5人に上ることも判明。県警は波田野容疑者が一方的に恨みや被害感情を募らせ、混入を繰り返していた可能性もあるとみて捜査する。
 一方、波田野容疑者が飲み物に液体を混ぜる様子を、30代の女性職員が6月15日に撮影していたことも捜査関係者への取材で分かった。撮影動画とともに飲み物が県警に提出され、睡眠導入剤の成分が検出された。動画には女性職員が席を離れた際、容疑者が飲み物のふたを開けて白い液体を混入。一度その場を離れ、戻った後に飲み物を振る様子が写っていた。
 捜査関係者らによると、老人ホームは職員15人前後で入居者約50人。波田野容疑者は5月15日に女性職員(69)とその夫(71)に睡眠導入剤入りのお茶を飲ませ、交通事故を起こさせた殺人未遂容疑と、動画撮影した女性職員に6月中旬、同様の飲み物を飲ませた傷害容疑で立件されている。
 撮影の女性は急性薬物中毒になり、意識を失うこともあった。容疑者に症状を訴えると「普段よりも多めに水分を取った方がいい」と助言されたという。県警は混入を続けながら、医療や薬剤に比較的詳しい立場を利用して、発覚しないよう取り繕っていた疑いもあるとみて調べている。
 4月以降、他に職員3人がめまいや眠気などを訴えた。さらに2月には別の女性職員=当時(60)=が帰宅途中、運転中の交通事故で死亡しており、関連を調べている。
 県警は13日、波田野容疑者を送検した。
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