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(ニュースQ3)インフルで欠場、格闘家に無期限停止で波紋

2017年02月12日 00時37分27秒 | 運動スポーツ
(ニュースQ3)インフルで欠場、格闘家に無期限停止で波紋
2017年2月10日 (金)配信朝日新聞

 格闘技の試合をインフルエンザで欠場した選手が、主催者側から無期限の公式戦出場停止とされ、波紋を広げている。感染は「自己責任」なのか。
 ■主催者「管理不足」
 「プロとしての自己管理の不足。関係者への物心両面にわたる多大なる迷惑行為とし、無期限の公式戦出場停止と致します」
 7日、格闘技イベントを主催する「RISE(ライズ)クリエーション」(東京都豊島区)のホームページに、こんな告知が載った。問題になったのは、後楽園ホール(文京区)での1月28日のタイトルマッチ。同社によると、出場予定だった選手がインフルに感染し、吐き気や高熱などの症状が出たため、当日になって試合を中止。対戦相手の不戦勝と裁定したという。
 告知に対し、ツイッターでは「ウイルス感染だから自己管理も限界がある」「発症してても出るべきだったってこと?」と、疑問視する投稿が相次いだ。
 同社の広報担当は「プロとしての責任を重く見た」。ただ「無期限停止」としたのは期間を区切らず柔軟に対応するためで、いずれ出場を認める方針。「厳しすぎるという意見もあるので、今後は考慮したい」と話した。
 ■他人事でない感染
 厚生労働省によると、インフルは例年1~2月ごろにピークを迎える。9月以降に休校や学級閉鎖などの措置をとった保育園や幼稚園、小中高校などは7182施設と、昨年同時期の1268施設を大きく上回る。
 ここ一番での感染は、他人事ではない。文部科学省の都道府県と政令指定都市を対象にした調査では、公立高校の2016年度入試でインフルを理由に別室で受験した生徒は2695人。病気などの理由で追試を認めているのは11府県市にとどまった。
 調査を受け、文科省は昨年10月、インフルなどで高校入試を受けられなかった生徒に追試などの配慮をするよう、通知した。担当者は「体調を整えるのは自己責任という意見もあるが、対策をしていてもかかってしまうことはある。中学3年の生徒に背負わせてしまうのはいかがなものかという意見があった」と話す。
 ■防ぎきるのは困難
 そもそも、努力で防ぎきれるものなのか。
 感染症対策に詳しい岡部信彦・川崎市健康安全研究所長は「うがいや手洗い、人混みを避けるなどの対策は一定の効果はあるが、完全に防ぐのは無理」と話す。「高齢者や抵抗力の弱い人がかかれば、命に関わることもある。病み上がりでもうつす可能性があることを考えて行動してほしい」
 感染拡大を防ぐため、学校などでは学校保健安全法に基づき、インフルと診断された場合、発症から5日、かつ熱が下がってから2日(幼児は3日)経過するまでは出席停止とするよう省令で定めている。社会人の場合は法律はないが、同様の規定がある会社も多い。
 ただ、岡部所長は「休まなかった場合にペナルティーを科すなどあまり厳格にすると、病気になった人を『あいつが悪い』と責める風潮につながり、隠す人が増えてかえって拡大しかねない」と指摘する。「ルールで厳しく縛るより、具合が悪くなったらゆっくり休むのが当たり前の世の中になることが大切なのでは」
 (仲村和代)
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