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HIV感染者の余命、治療で約10年延びた 免疫力が鍵

2017年06月10日 20時40分09秒 | 医療情報
HIV感染者の余命、治療で約10年延びた 免疫力が鍵
2017年6月9日 (金)配信朝日新聞

 エイズウイルス(HIV)感染者の平均余命が1990年代後半から始まった多剤併用療法で、96年から2010年の間に約10年延びたとする研究結果が出た。治療によって免疫能力が保たれている感染者の余命は感染していない男性とほぼ同じだった。英米独仏などの国際研究チームが専門誌「ランセットHIV」に発表した。
 チームは欧州と北米の18の大規模疫学研究のデータから、96年から10年の間に3種以上の治療薬を使って治療を始めた8万8504人の感染者を分析。投薬開始から3年間の死亡率を元に平均余命を求めた。
 08~10年の間に治療を開始した20歳の欧州の感染者の死亡予測年齢は男性で67・6歳、女性で67・9歳。北米の感染者では男性65・9歳、女性63・2歳だった。感染していない人では、フランスで男性79歳、女性85歳、米国では男性78歳、女性82歳で、感染者とは10~20年の差がある。
 しかし、治療後にエイズを発病しないレベルに免疫力を保っている20歳の感染者の死亡予測年齢は78歳で、感染していない男性とほぼ同じだった。
 国立病院機構大阪医療センターの白阪琢磨・HIV/AIDS先端医療開発センター長は「この結果は臨床の現場の実感と一致する。HIV感染症は、一生治療を続けなければならないが、治療の進歩で今や慢性疾患になったといえる」と話す。(鍛治信太郎)
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