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カカオ高含有チョコがビフィズス菌増殖

2017年04月04日 12時27分21秒 | 医療情報
カカオ高含有チョコがビフィズス菌増殖
森永製菓、培養実験で確認
化学工業日報2017年3月31日 (金)配信 一般内科疾患消化器疾患

 森永製菓は、カカオ分70%以上のハイカカオ含有チョコレートにビフィズス菌の大幅な増殖効果があることを確認した。森永乳業が保有するビフィズス菌を対象に試験管レベルによる培養実験で明らかにした。同社は、ビフィズス菌とハイカカオチョコレートを組み合わせることで健康機能を付与できる可能性があるとしている。
 森永乳業のビフィズス菌「BB536」を用いて培養実験を実施。カカオ分70%以上のハイカカオ含有チョコレートを入れた牛乳の培養液と牛乳のみの培養液を用意し、同ビフィズス菌が同じ数になるように調整し、最適温度で8時間培養を行った。
 牛乳のみの培養液では同ビフィズス菌の数がほとんど変化しなかったのに対し、ハイカカオチョコレート添加培養液は、29倍に増加することが分かった。またpHを調べたところ、牛乳のみの培養液は穏やかに低下したが、ハイカカオチョコレート添加培養液では酸性領域への低下がみられた。
 同ビフィズス菌と腸内常在の大腸菌を同数接種した培養液で、どちらが優位な増殖を示すのかを培養実験によって調べると、ハイカカオチョコレート添加培養液では大腸菌に比べて同ビフィズス菌に約2000倍の増殖促進効果が確認できたとしている。

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