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7人死亡火災、社長に無罪 札幌のグループホーム 検察主張の出火原因認めず

2016年10月14日 21時44分34秒 | 
7人死亡火災、社長に無罪 札幌のグループホーム 検察主張の出火原因認めず
2016年10月14日 (金)配信共同通信社

 札幌市北区の認知症高齢者向けグループホーム「みらい とんでん」で2010年3月、入居者7人が死亡した火災で、業務上過失致死の罪に問われた施設運営会社社長、谷口道徳(たにぐち・みちのり)被告(58)に対し、札幌地裁(金子大作(かねこ・だいさく)裁判長)は14日、無罪判決を言い渡した。求刑は禁錮2年。
 金子裁判長は、認知症の入居者の行動が出火につながったとする検察側の主張について、有力な裏付けがなく「認められない」と指摘した。
 公判では、出火原因や谷口被告が火災を予見できたかが争点となった。検察側が「入居者の行動が原因で、火災は予見できた」とする一方、弁護側は「夜勤の職員の不注意で、予見できなかった」と争っていた。
 検察側は、火災で死亡した認知症の男性入居者=当時(89)=が、1階居間兼食堂の石油ストーブの上に、着ていたパジャマなどを置いたことが火災の原因と指摘。「危険な行動をしかねない認知症の男性をストーブ近くで寝起きさせており、火災は予見可能だった。より安全なストーブに交換するなどの義務があった」としていた。
 弁護側は「1人で夜勤をしていた女性職員がストーブ近くに干した洗濯物を乾かそうと、ストーブの火力を上げたのが原因」と反論。火災は予見できず、ストーブの交換義務などはなかったとして無罪を主張していた。
 火災は10年3月13日未明に発生。1階居間兼食堂のストーブから出火し、木造2階建て約250平方メートルを全焼、65~92歳の男女7人が死亡した。
 ※認知症グループホーム
 認知症の高齢者が5~9人を1ユニットとして共同生活を送る施設。介護保険法に基づき、1施設につき2ユニットまでとされているが、土地が確保しにくい都市部などでは3ユニット以上の入居も認められている。一般住宅を改修するなどして家庭的な雰囲気の中で暮らすのが特徴。原則として一人一人に個室があるため、自分のペースで日々を過ごせる。職員は食事や入浴、リハビリなどを援助する。認知症対応型とは別に、障害者向けのグループホームもある。
 ※札幌のグループホーム火災
札幌市北区の認知症高齢者向けグループホーム「みらい とんでん」で2010年3月13日午前2時15分ごろ、1階居間兼食堂のストーブから出火。民家を買い取って改装した施設を全焼した。当時は入居者8人と夜勤の女性職員1人がいたが、このうち入居者の男女7人が死亡。建物が小規模なことから消防法に基づくスプリンクラーの設置義務はなかった。運営していた「有限会社みらい25」の谷口道徳(たにぐち・みちのり)社長(58)が在宅起訴された。
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