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天空の献血ルーム、全国2位の人気 カフェ気分で優雅に

2017年06月02日 10時38分46秒 | 地域
天空の献血ルーム、全国2位の人気 カフェ気分で優雅に
2017年5月31日 (水)配信朝日新聞

 地上約100メートル。名古屋駅に併設されているJRセントラルタワーズ(名古屋市中村区)の20階にある献血ルーム「タワーズ20」が人気だ。2016年度の献血者数は全国2位。混雑解消のため、隣接するJRゲートタワーにも「日本一高い」献血ルームを新設した。
 JRセントラルタワーズの20階でエレベーターを降り、廊下を進むと天井に星空をあしらった待合室が広がる。本棚に漫画や雑誌が並び、電源付きの机も無線LANも無料で使える。コーヒーやジュースなどは飲み放題だ。窓からは鈴鹿山系が見渡せる。11年10月にオープンした。
 「眺めがきれい。献血が終わった後に優雅に過ごせる。テスト前には勉強スペースとしても使います」。高校時代から10回以上献血の経験がある専門学校2年の鈴木駿平さん(20)と大学2年の高橋あいさん(19)は口をそろえる。
 16年度、「タワーズ20」で献血をした人は5万8247人。東京有楽町の「有楽町献血ルーム」の5万9597人についで全国で2番目に多かった。愛知県赤十字血液センターは、眺望の良さや若者向けのサービスの充実が利用者増につながったとみている。
 人気が高い一方、順番がなかなか回ってこずに待ちくたびれて帰ってしまう人もいたという。そこで、同血液センターは4月に開業したJRゲートタワー26階に、献血ルーム「ゲートタワー26」をオープンさせた。地上約124メートルで、献血ルームとしては日本一高い場所にある。
 タワーズ20の設備に加え、個々のベッドに映画などを見られるタブレット端末を備えた。血小板など特定の成分を採血する成分献血は40~90分程度かかるためだ。また、受付終了時間をタワーズ20より1時間遅い午後6時45分(成分献血は午後6時)にして、学校や仕事帰りでも寄りやすくしたという。4月20日のオープンから1カ月の献血者は3111人。昨年度の場合、名古屋駅周辺を除く愛知県内の8施設の月平均は約480人~約2200人だった。
 同血液センターの佐藤菜津美さん(30)は「名古屋駅でカフェに行くような気分で、気軽に訪れてほしい」と話している。
 全国的にも、個性ある献血ルームは増えている。東京・秋葉原の「akiba:F献血ルーム」は、宇宙船をイメージした近未来的な内装が特徴だ。待合室には人気アニメキャラクターの等身大パネルやフィギュアなどを展示するコーナーを設けた。
 厚生労働省は若者の献血者を増やしたい考えだ。昨年、全国の10代の献血率は約4・2%だった。このまま少子高齢化が進むと、27年には全国で約85万人の献血者数が不足すると推測する。そのため、20年度までに10代の献血率を7・0%まで上げることを目標に掲げている。(小手川太朗)
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