ニセモノ食欲
実は、食欲にはニセモノがあるって知っていましたか？お腹が空いたからではなく、他の理由でも湧いてくるものがあるのです。
正常な食欲とは、血糖値が低下することによるものです。「エネルギーが足りない！」と訴えてくるのです。これは身体に必要な食欲と言えます。もう一つの食欲として、五感によるものがあります。これがニセモノ食欲です。例えば、「いい匂いがするから食べたい」などがその典型です。また、気持ちの状況によってもニセモノは登場します。例えば、「暇だからなにか食べよう」「ストレスが溜まっているから食べよう」などです。当然、ニセモノ食欲に騙され食べ続けていると太ってしまいます！なんとか消し去りたいですね。
この2種類があることを知っているだけで、食べて良いかどうかの判断材料になります！
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食欲をなくす方法
■歯磨きをする
お菓子などを食べたくなったら、とりあえず歯を磨いてみましょう。歯磨きはたいてい食後に行うものなので、歯を磨くことで脳が「もう食べるの終わり」と勘違いしてくれる効果が期待できます。また歯磨きの後は何を食べても美味しく感じられないので、食欲も自然になくすことができます。
■軽く運動をする
実は筋トレや有酸素運動は血糖値を上げるので、一時的に食欲を抑制する効果があります。有酸素運動のほうがより効果的です。運動後の食欲は強めになるので注意です。
■香水の匂いを嗅ぐ
食前や間食をしたくなった時に香水のように強い匂いを嗅ぐと、食欲が抑えられるそうです。効果的なのは、ローズ、イランイラン、グレープフルーツなどです。バニラも食前に嗅ぐと食欲抑制になります。人と一緒に食べる時は香水の扱いに注意しましょう。
■青い食器などを使う
青などの寒色系は、副交感神経を刺激するので、食欲を抑える効果があります。食中に青いものを目にするとリラックスし、食べ過ぎを防げます。「青色メガネ」という、かけたら全てが青く見えるメガネもあるので、それを使うのも一つの手です！
■ガムを噛む
噛むことで満腹中枢が刺激され、食欲が満たされます。これは医学的にも証明されていることです。期待できますね！選ぶガムの種類は、ミント系で味が長持ちするものがベストです。甘いガムでもOKですが、ミント系は口の中がすっきりするので、歯磨きと同じ効果も期待できます！スパイシー系もオススメです！
■アップテンポの曲をかける
アップテンポな曲を聴くのも、副交感神経を刺激する方法です。逆に、スローテンポの音楽は食欲を促進してしまうので、オススメできません。好きなロックミュージックなどをかけて、食べ物のことは忘れましょう！
■メンソール入りのリップクリームを眉間に塗る
眉間は満腹中枢とつながっている場所なので、メンソールなどで刺激をすれば、食欲抑制につながります！また、満腹中枢に関わるツボは鼻の下にもあるので、そこにもメンソール入りリップを塗ってみてください！
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■炭酸水を飲む
炭酸水を飲めばお腹が膨れるので、食べ過ぎを防げます。甘い炭酸ジュースなどはカロリーがあるので、味のない炭酸水がベストです。一気に飲むのはつらいと思うので、こまめに胃を膨れさせるという感覚で飲んでみてはいかがでしょうか。
■カフェイン入りの飲み物を飲む
コーヒーなど、カフェイン入の飲み物には食欲を抑える働きがあります。それほど長い時間はもたないので、特につらい一瞬に飲む、という使い方がいいでしょう。コーヒーに砂糖など入れないほうがGOOD！
■睡眠をたくさんとる
睡眠不足になると、肥満を防止するレプチンというホルモン値が低下し、食欲が増進する物質が増えてしまいます。十分に睡眠時間をとれれば、血中のレプチンが満腹中枢を刺激してくれます！寝ればいいなんて素敵な食欲抑制方法ですね！
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おわりに
いかがでしたか？「つい食べてしまう」の積み重ねが、ダイエットの天敵です！ニセモノ食欲に惑わされず、本当に今必要なのか？と一度考えてみてください。不必要！と判断したのなら、食欲に負けず、ぜひ紹介した方法で自分に打ち勝ってくださいね！
