『とことん再結成』 お米編 その１

今更ぁ～な感じですが
先日放送されてたNH系の『とことん再結成』を文字起こししてみました。
まー、自己満足の世界ね。

とりあえず、第一弾デス。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

BON：米米CLUBのリーダーのBONです
ミナコ：シュークリームシュのミナコです
マリ：同じくシュークリームシュのマリです
B:はいっ、はじまりました。元気ですかぁぁお二人は？
ミ：元気っ(笑)。元気ですっ　元気ですっっ
B:今、ちょっと油断したでしょ？ね？
ミ：もう、何(笑)。「元気ですか」って。
B：久しぶりにこういうラジオのマイクのマエに来るのって久しぶりじゃない？
ミ：ですね。

B:はい。始まりました。NH系FM『とことん再結成』。先週と今週、再結成をテーマにお届けしています。
今夜は米米CLUBが担当です。イエーィ
マ：イェーィ
ミ：イェーィ
B:はい。米米CLUBは1982年頃に結成。『頃』ですからね。確かね、秋口だったと思うんですよ。
そして、1985年にCDデビュー。1997年に解散。
2006年に再結成。その時も当初は期間限定だったんだけど、撤廃して細々と。
ミ：撤回ですね(笑)
B:はい、細々とやってますけどね。時々、コンサートをやる感じで頑張ってます。
まずは米米CLUBの1985年のデビューシングルを聞いてください。ミナコちゃん、お願いします
ミ：はい、米米CLUBで『I・CAN・BE』。

『I・CAN・BE』

B:米米CLUBで『I・CAN・BE』をお送りしました。
ミ：懐かしいですねぇ～
マ：懐かしい
ミ：デビュー曲ですもんね。でも85年って言いますけど、そんなに古い感じがしないのが怖くないですか？
昔の感じがしないというか。60年代とか70年代とかちょっと私たちも憧れだったり、ファッションとかね。
80年代というと、あまりにもジャストな感じなので、昔の感じがしないというかね。
マ：でも、音　聞いたらね、すごい、なんか時代なんだなって。
B:そうだね。音は80年代サウンドって言われるくらいちょっとね、デジタルな感じで色々できて、
何かこう音なんだよね。懐かしい。
ミ：メンバーも違いましたから、この時は。
B：そうね。
ミ：さとみちゃんとか、シュークが三人だし。博多めぐみとかね。
B:個性的なギタリストだね。パーカッション　マルとかね。
ミ：懐かしいですね。

B:最初にシュークが米米に入ったきっかけって、何だったの？
ミ：あれは、私がジャズダンスをやっていて、発表会の時に
BONとてっぺいちゃんとマルが見に来たんですよ。
B:水戸まで。
ミ：水戸まで。茨城の水戸まで見に来て。
あたしに「一人、かわいい女の子がいたから、その人を誘って、米米を見に来い」って言ってて。
言われたんですよ、兄に。それで、マリを連れて鹿鳴館に見に行ったのよ。
そしたら、急に「今日は米米のダンサーが来ている」って言ったんですよ、ステージの上から。
そして、マリと知らないから、そのあたりを探したら、
何かBONとその友達の同級生が「早く出てって、出てって」って言うんですよ。
その時に踊ったのが『ダンゴタンゴ』という曲。ずっとジャンプしてたんですよ。

それから、米米のステージになると、マリが高校生だったじゃないですか。
水戸から出てきて、クロコダイルとかライブハウスを転々としていたんですよ、週末。
マ：皆、仕事してたじゃない。
ミ：居眠りしちゃったりして、私たちも。
「シュークリムシュー」って言われても、楽屋でスースースースー。
マ：オールナイトしかやってなくて。
ミ：BONが呼びに来たりね。
オールナイトのライブだったんですよ。一晩中やって、疲れちゃってね。待ちくたびれて。
マ：本番中に寝ちゃってね。若かったよね、私たち。

B:衣装がね。
ミ：買えなかったですからね。衣装というものがなかったですから。
何とかダンスはやってたので、レオタードはたくさん持ってたから。
B:その頃、ちょうど流行ってたのがフラッシュダンスで、レッグウォーマーして、ピョンピョンするやつ。
ミ：若かったですね
B:はい、ここで一曲ミナコさんお願いいますよ。
ミ：この曲は米米CLUBの問題曲ですよ
B:問題曲？
ミ：はい(笑)。じゃ、聞いていただきましょう『愛のハブラシセット』

『愛のハブラシセット』

B:はい、米米CLUBで『愛のハブラシセット』でした。
ミ：これ問題作kですよ
B:確かにね。
ミ：まぁこれ、かなりやりましたね。
B:やったし。ライブで必ずやってたし。これがラジオでオンエアされると思わなかった。
マ：こんなのやってる人、いないよ。
ミ：これ以外にも、すごい曲いっぱいありましたよね。
マ：誰にもマネできないような。BON,何かありますか？
B:だいたいさ、「愛のハブラシセット」でとか出来たのは、米米の曲がライブで演奏する曲なくて
もういい加減に楽器を弾かすのに、てっぺいちゃんと小野ちゃんと二人でパーンと。
ほぼアドリブでてっぺいちゃん歌いだして、それに合いの手で小野田くんがチャチャ入れて。
もうそんな感じだったよ。
ミ：すっごいな
B:それで結局、お客さんとか「気持ち悪い」とか変なね、「何だとー」と怒って言ってたよね。
ミ：すっごい過激でしたよね。強気だったし、若かったですよね。あんなこと、今できないね。
B：好き放題なことやってたよね。
ミ：ほんっと好き放題やってましたね。
B：あの頃ね。「ニューウェブ」とかそこらへんの間に、うちら何故か入ってて。
ミ：ほんとに何かさ、アンダーグランドだよね、ホントに。
B:結構あったね

あと、今は作家で有名になった町田康さん。その頃、町田町蔵って言ってて、パンクやってたわけ。
それで、深夜でしょ？爆音バコーンとやったら、警察とか全部来ちゃって。
ミ：中止になったよね？
B：いや、中止じゃない。「米米も　ものすっごい音量下げてやって下さい」って言って
アンプのボリューム0.5くらいでやって。
ミ：ほんと？出たっけ？私たち？
B:出た
ミ：覚えてない。
B:すっごい小さな音で。やっぱり時代だな。

ミ：ね、恥ずかしいコトいっぱいあったよね。
「米米の盛り上がり第三弾」って言って、「これ三つやったら、ミナコちゃん最高に盛り上がるから、
このシーンはミナコちゃんに任せる」って言われて。
私はもう、その通りやらされて。
B:何の話？それ？
ミ：そしたら、てっぺいちゃんが「On my mind」ってバラードを歌う。
そしたら、私がツカツカと短めの着物ですよ。
おかっぱのカツラかぶって、短めの着物着せられて、
バラードでウワーーーーっって、てっぺいちゃんが歌いきる訳ですよ。
お客さんがシーンって拍手の後してたけど、
私、パーっとマイク持って、「おらぁビッグになりてぇ」って叫んで。
そしたら、お客さんドーンって、ウケるからそのあと「♪タッタタラ」って『シュールダンス』。
そこでまた、ドーンと散々盛り上がって「おらぁビッグになりてぇ」。
「シーーーーーン」ってお客さん。
そしたらもう、そのまんまBON,私の顔を見ずに、「♪タッタタラ」って『シュールダンンス』。
私、着物脱げないし、この静けさ。
そしたら、てっぺいちゃんが終わった後、楽屋で落ち込んでる私に
「ミナコさー、一流の芸人は引かせることもできるんだ」って言われて。
私、芸人じゃないじゃないですか。
ひどくないですか、これ。
私は素直だから、そんなんだと思って「お客さん引いたのよかった」と思って。
馬鹿じゃないですか。

B:そういうね、はずしたのって覚えてないんだよ。
ミ：ひどいよね
マ：ひどいよ
ミ：BONはね、ホントにずるいよね。
B:演出ね、すごい盛り上がったところだけ覚えている。
ミ：最低だね。私のあの時の恥ずかしさと言ったら、たまんないよ。
B:次から、すぐなくなったんでしょ？
ミ：当たり前でしょ(笑)
B:だから忘れちゃうんだよ。

それでは、曲いきましょう。マリちゃん、ここで曲紹介お願いしますよ。
マ：米米CLUBのナンバー2曲続けてお送りします。
それでは聞いてください。『浪漫飛行』『君がいるだけで』

　　　　　　　　　　　　　　　　　

はい、第一弾はここまで～～。
BONとミナコちゃん、すっごい仲が良いのが、ほんとうによくわかります。

第二弾…続くのかな？？？