【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

★北区・上賀茂神社では、「建国記念日」の二月十一日に恒例の「紀元祭」があり、古式ゆかしい装束に身を包み、蹴鞠が奉納される。
蹴鞠は約千四百余年前に中国から伝わり、日本独自の文化として発展した。
上賀茂神社では江戸時代に一時途絶えたというが、一九九七年に復活した。
保存会のメンバー十四人は烏帽子に専用の水干姿で、神から鞠を受け取る儀式に臨み、その後八人ずつ鞠庭に入り、シカ皮を馬の革で縫い合わせた鞠を「アリ、ヤア、オウ」と独特の掛け声と共に和やかに蹴り続けた。

★源氏物語の世界を実現しようとしたと言われる庭園「神苑」をもつ伏見区・城南宮では、物語に登場する風習にちなんで、毎年旧暦の一月七日に近い二月十一日に、境内で栽培された新鮮な春の野草を神前に献じ、セリやナズナ、スズナ・スズシロなど、みずみずしい色と香りの「春の七草」を入れた粥を食べ、一年間の万病退散、無病息災と不老長寿を願って貰おうと祈願する神事。
参拝者には七草粥がふるまわれ、みずみずしい春の味が楽しめる。
庭園・楽水苑では春の七草が見られる。

★山科区・北花山の「阿含の星まつり」で知られる阿含宗の神仏両界大柴燈(だいさいとう)護摩供が二月十一日 、本殿境内地で営まれた。
全国各地から多数の信者らが集まり、景気回復や家内安全を祈った。
星まつりは阿含宗最大の行事で今年で三十九回目。
願い事の成就を祈る「神界壇」と先祖供養のための「仏界壇」(いずれも直径十一メートル、高さ七メートル)という二つの八界形の護摩壇が設けられた。
太鼓や読経が響く中、信者が奉納した約三千万本の護摩木を山伏姿の修行者ら六百人が護摩壇に焚き上げ、約二十メートルもの高さに燃え上がる炎に向かい、手を合わせていた。
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