the Great Gift From Gary Moore

<真面目な社会派ギタリスト>


彼は生前まさに「社会派」真面目ギタリストだった。「ニュークリア・アタック」「ヒロシマ」など常にビビットな触りにくい処を敏感に感じ取り白日のもとに曝した。

CCR「Have ever seen the rain」は米国内では放送禁止と聞いた。なんでも、黒い雨がナパーム弾を揶揄しているからだそうだ…しかし、Garyは単純明快。「空での殺戮」

彼は戦争、紛争を大まじめにとらえて警鐘を鳴らしたり、歌詞がメッセージ性が非常に高い。
かつて、「大韓航空機撃墜事件」というのがあった。韓国の民間旅客機がロシア領空を侵犯したということで「撃墜」された！！！！！

彼は佳曲「マーダー・イン・ザ・スカイ」の中で

♪…これが最後のフライトだ。
暗黒の９月の朝に日本海の上空で殺戮があった。
警告も無しにロシアは２６９名を撃ち落とした…


風化しないだろう。この曲は決して忘れない。２６９名の冥福を祈ると共に、Gary　Mooreが残した精神を伝えたい。忘れてはならない。

1983年9月1日、大韓航空007便ボーイング747（HL7442）、アンカレジを離陸後航路を逸脱しソ連領空を侵犯。樺太上空でソ連防空軍の迎撃戦闘機Su-15に撃墜され乗員乗客269人死亡。
（大韓航空機撃墜事件。故意に撃墜されたため厳密に言うと航空事故ではない）By Wikipedia