<十両>
○金精山(8-3)
「満足のいくたちっぷりで、猛稽古の成果が出た。まらずもう最高!」と会心のまらずもうで勝ち越し決定。こうなると優勝争いが気になるところだが、きょう(十一日目)終了時点で大相撲の十両は、大砂嵐が9勝2敗でトップを走っている。まらずもう力士と大相撲力士は直接対決がないため、金精山が優勝するためには他力本願で大砂嵐の負けに期待するという苦しい形勢。ただ、直近2年(12場所)で、十両の優勝ラインが13勝以上になったのはわずか4回。たいていは12勝すれば優勝ラインに届いている。とにかく残り四日間を全勝で乗り切れば可能性はじゅうぶん残っている。
<三段目>
●明烏(1-4)
十日目を過ぎてようやく報告してきたと思ったら「今場所は仕事の疲れ、ストレスからか体調不良が続いています。九日目に何とか勝利したものの、後の取り組みはまったく力無く厳しい場所となってます」と今にも死にそうな様子。酒量もふえており、体調が心配。