大円の窓  OH MAD? NO MAD!

大円 一篇 (おおまど かずふみ)です。
SFホラー政治哲学小説、書いてみました。

読書メモ 世界全戦争史 松村劭、H&I出版 22

2017年08月18日 | 世界全戦争史
・ ギリシャ、BC600

・ スパルタが勢力を張る
 ・ スパルタ専制君主の時代

・ その他ギリシャの都市国家
 ・ 民主政治派と寡頭政治派の市民抗争
 ・ 内部分裂の繰り返し
  * 今の世界に近い
 ・ いずれの都市国家も単独でスパルタに対抗することはできなかった
 ・ アルゴス、アテネ、コリント、テーベなど主要な都市国家は同盟を結んだ

・ ギリシャの都市国家は、地中海北部に植民地を持っていた
 ・ カルタゴと小競り合い


・ ペルシャ戦争 BC500~BC479
・ 海洋国家VS大陸国家の最初の戦争モデル
 * ちなみに太平洋戦争は、海洋国家日本VS海洋国家米
 * ナポレオン戦争は、海洋国家英VS大陸国家仏
・ BC499、イオニアのミレトスがペルシャに謀反
 ・ アテネ、エレトリアが支援 
 ・ スパルタ支援拒否
  * せっかく育てた兵を無駄に殺したくない?
  * 軍人は戦争を嫌う?
・ BC498
 ・ 反乱軍は、ペルシャ領リディアの首都サルディスを攻撃占領
 ・ リディア太守アルタフェルネス反撃
  ・ エフェソスの戦闘
  ・ 反乱軍を海上に追い落とす
 ・ 反乱軍は共同戦線を維持できず、ペルシャによって制圧

・ BC494 ラデの海戦
 ・ ペルシャダリウス大王、イオニア・ギリシャ海軍を撃破
 ・ ミレトス陥落
 ・ 反乱は完全鎮圧

・ BC490、ペルシャのアテネ攻撃
 ・ ペルシャダリウス大王、イオニアに禍根を残さないためにアテネ征服を決意
 ・ 指揮官アルタフェルネスとメディア将軍ダティス
 ・ 選り抜きの陸海軍部隊5万
 ・ ペルシャに亡命していた元アテネ君主ヒッピアスを含む
 
 ・ アテネは、エレトリアが攻撃されてはじめてペルシャの侵攻を知る
 ・ 走者フェイディッピデスによってスパルタに救援要請
  ・ スパルタは宗教儀式のため2週間遅れると伝える
   * 戦いに対しては、合理的極まりないスパルタ人が、どうして宗教に縛られていたのだろうか?
   * 生死があまりにも身近にあると、脳は、ストレスの逃げ場を神に求めるのだろうか?
 ・ 同じころ、ペルシャ軍はマラトンに上陸していた
  ・ アテネ市民は、敗北を恐れ、降伏することを望んでいた
  ・ ペルシャは、スパイに情報により、それを知っていた
  ・ ペルシャは、アテネ軍を都市から引き離すためにマラトンに上陸
   ・ 亡命君主ヒッピアスの助言と言われている

・ マラトンの戦い
 ・ ペルシャ軍アルタフェルネス、軍の半分2.5万をマラトンに上陸させる
  ・ 残余をアッティカへ
 ・ 上陸部隊とダティスは、海岸付近に留まる
  ・ 目的は、アテネ軍を引き寄せるため
  
 ・ アテネ軍9000人、マラトンの高地に展開
  ・ 重装甲歩兵ハップライトと少数の軽歩兵部隊サイロイ
  ・ 後からプラタイアイの小部隊が加入
  ・ その高地は、狭い海岸からアテネに向かうための要所
  ・ 指揮官カリマコス
  ・ 10人の将軍
 ・ その中にミルティアデスがいた
  ・ 経験豊かで、最も尊敬されていた
  ・ ミルティアデスは、各個撃破を意見具申
   ・ この放胆な案に激論となった
   ・ カリマコスは、この案を採用。
   ・ ミルティアデスを戦闘指揮官にする

* 内線作戦は、迅速な機動をもって、敵を各個撃破せよ
* この原則は、驚くことに2500年前に生み出され、今も生き続けている
* どんなに時代が変わっても、変わらないものがある
* では、自由の価値は、変わるものなのか? それとも変わらないものなのか?
* 戦いの第一原則「主導」。そのためには、敵より少ない戦力である必要がある。
 * なぜならば、敵が戦ってくれないから。すなわち、この時点で主導権を失ってしまう。
 * 少ない兵力で戦うには、兵の質が重要となる。つまり兵が馬鹿ではどうしようもない。
 * とすれば、重要なのは、兵の教育である。
* さて、こう考えると、少ない兵力で戦う北朝鮮。
 * 北朝鮮は、状況を「主導」しているか?
 * 北朝鮮軍は、訓練されているか? 自分の頭で考えて行動できる兵か? 家畜ではないか?
* 戦争が始まるかどうかという問題と、戦争に勝つか負けるかという問題は全く別のものである。

 ・ アテネ軍の左翼にプラタイアイ軍配置
  ・ ミルティアディスは、横隊陣形をさらに横に引き伸ばした
  ・ 両翼を海に注ぐ二つの支流に託す
  ・ 正面、12段以下の薄い配置
   ・ 敵騎兵の突撃に脆弱
  ・ ただし両翼は十分に深奥のある配置
  ↓
 ・ アテネ軍とプラタイアイ軍が坂を下る
  ↓
 ・ ペルシャ軍の弓の射程180メートル以下まで接近
  ↓
 ・ アテネ軍、突撃
  ↓
 ・ ペルシャ軍弓射部隊の攻撃
  ・ 地形的に十分後ろがなかった
   ・ 十分な照準射撃ができない
   ・ 正面射の態勢になる
  ↓
 ・ アテネ軍正面、ペルシャの弓射に後退
  ・ わざとか、押されたのかは分からない
  ↓
 ・ アテネ軍正面、両翼より前進が遅れる
  ↓
 ・ 両歩兵部隊衝突
  ↓
 ・ アテネ軍正面が、ペルシャ軍正面に圧迫される
  ↓
 ・ アテネ軍陣形が自然に凹型になる
  ・ 両翼包囲の態勢
  ・ ペルシャ軍鷲掴み
  ↓
 ・ ペルシャ軍両翼、圧迫を受けて後退
  ↓
 ・ ペルシャ軍中央が意識的に後退
  ・ 陣形を維持させようとした
   * 反転は難しい。迷いがでる。
  ↓
 ・ ペルシャ軍、自軍の輸送船を引き要せようとした
  ↓
 ・ これを見て、ペルシャ軍がパニックに陥り敗走
  * 戦闘とは、どうやって相手を自滅させるか
  * 殿(しんがり)が一番難しいのはこういうこと
  * 恐怖と怒りに捕らわれる
  * トレードも同じ、反転がうまくいかないとパニックに陥る
  * 負ける時、整然と負けられるように訓練しなければならない
  * 負けたと思ったら、中途半端に戦わない。逃げることに集中する。
  ↓
 ・ ペルシャ将軍ダティス
  ・ 後衛部隊を率いる
  ・ 敗走する部隊の乗船を援護
  ・ 損害を極力抑えた
  ・ 優れた将であった  
   * 勝つか負けるかと、優秀か愚鈍かは関係ない
   * 勝ったところで、馬鹿は馬鹿。さらに・・・
   * 「勝った負けただけで評価するのは馬鹿」という評価基準ができる
   * 「強い弱いだけで評価するのは馬鹿」という評価基準ができる
   * 「今の」トランプ支持者の評価の仕方
    * 馬鹿はつるむ
    * 馬鹿は伝染る
  ↓
 ・ アテネ軍損害
  ・ 戦死者192名(損害率2%)
   ・ 含む最高指揮官カリマコス
 ・ ペルシャ軍損害
  ・ 戦死者6400名(損害率25.6%)
  ↓
 ・ アテネ軍ミルティアデス、アテネへ転回
  ・ 疲労困憊の兵
  ・ だがペルシャ軍の別動隊を撃たねばならない
   * 内線作戦は、知力だけでなく、責任感、大義、体力が必要
   * だから哲学と教育と訓練が必要
   * 安倍晋三に、これができるか?
  ↓
 ・ ミルティアデスは、フェイディッピデスに戦勝報告を命じた
  ・ 最初のマラソン走、42.195キロ
   * これを伝えれば、アテネ市民の戦意が変わる
   * これを伝えなければ、戦術が変わる
   * これを伝えなければ、戦争に負ける
  ・ ミルティアデスは、報告すると同時に死んだ
   * 報告したのは、ミルティアデスではなかったという説がある
   * 鎧をまとった無名の兵士だったという説がある
   * もし鎧をつけて42.195キロ、補給もなしに走ったら、絶対に死ぬ
   * それほど通信は重要
  ↓
 ・ アテネ軍がアテネに戻る
 ・ ペルシャ軍は、アッティカに上陸を開始したばかり
 ・ ペルシャ軍アルタフェルネスは、ダティスの敗戦を知り、撤退
  ↓
 ・ その夕、スパルタ軍到着
  * 孫子曰く、「先ず知るは、鬼神に取るべからず。事に象るべからず。度に験すべからず。必ず人に取りて敵の情を知るなり」
  * 神とは何? 人とは何?





ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 読書メモ 世界全戦争史 松... | トップ | 読書メモ 世界全戦争史 松... »

コメントを投稿

世界全戦争史」カテゴリの最新記事