大円の窓  OH MAD? NO MAD!

大円 一篇 (おおまど かずふみ)です。
SFホラー政治哲学小説、書いてみました。

読書メモ「FBIアカデミーで教える心理交渉術」 (13) ハーブ・コーエン 日本経済新聞社

2016年12月28日 | 心理交渉術
・交渉相手が「譲歩」するのはいつだろうか? それはいつも必ず、期限ぎりぎり。
・譲歩され、合意がなされ、決定されるのは、いつも必ず、期限ぎりぎり。
・だとすれば、私があなたの期限を知っていて、あなたが私の期限を知らなければ、有利なのはどっちだろうか? それは当然私だ。なぜか?
・期限ぎりぎりになれば、きっとあなたはストレスがかかり、譲歩するから。
・その時、私はどうしているだろうか? あなたの苦しむ姿を横目で見ながら、いっさいの行動を控える。何もせず、あなたが苦しみながら譲歩するのを待つだけで良い。
 *この筆者、おちゃめだ
 *「パシリの晋三」は、プーチンの期限を知っているのだろうか?
 *プーチンは、「パシリの晋三」の機嫌を知っているだろうか?
 *「パシリの晋三」とプーチン、どっちが有利だろうか?

・筆者の経験。実話(と筆者は言っている)
 ・昔、14日間の予定で日本に交渉にやってきた。
 ・リムジンのお出迎え。丁寧な待遇。
 ・「帰りの飛行機は予定通りにお乗りになりますか? このリムジンを予約しておきますけど」
 ・はいと答えた瞬間に、日本人はこちらの期限を知った。
 ・最初の11日間、歓待を受け、接待を受け、観光につれ回された
 ・交渉が始まったのはやっと12日目から。だが午後にはゴルフ。
 ・13日目、交渉再開。だがすぐに打ち切られ、歓送会。
 ・14日目、真剣な討議をしたが、最重要事項になったとき、リムジンが来た
 ・討議は車の中。
 ・ブレーキ音とともに、空港到着したその瞬間、ぎりぎりで取引完了
 ・結果は、「パールハーバー以来の日本の大勝利」
*一昔前、「おもてなし」は武器だった?
*今の「おもてなし」は馬鹿?
*BUKIとBAKA、子音が違うだけでえらい違いだ。


・経験豊富な交渉の達人でも、時折、時間の策略にひっかかる。
・例、アメリカがベトナム戦争から手を引こうとした時。
・北ベトナム人の言い分
「この戦いは627年続いているんだ。あと128年続いたところで何ということはない。32年の戦争なんて、早撮り映画みたいなものさ」
・北ベトナム人には、期限があったのか? もちろん、あった。
・ただ北ベトナム人は、アメリカの期限が短いと分かっていたからはったりをかけたのだ。
・和平交渉はパリで行われた。
・アメリカは、アバレル・ハリマンを代表として送った。ハリマンは週単位でパリのホテルリッツを予約した。
・これに対し、北ベトナム人は何をしたか? パリ郊外の別荘を2年契約で借りたのだ。
*ハリマンは恐れおののいただろう。「2年もやらねばならないのか」と。
・この時間に対する態度の違いは、交渉に大きく影響を与えてしまった。
 *時間にゆとりの無い者は、決して交渉に勝てない
 *これが、「生真面目な馬鹿」が「横着な馬鹿」より使えない理由の一つ
 *名将・智将は常に戦略予備を隠している
 
 *こうしてみると、交渉とは頭脳と精神の戦い
 *「パシリの晋三」に交渉能力はあるか?
 *強行採決は、交渉能力の高さではない。
 *毎度毎度の強行採決は、むしろ交渉能力の低さの証明。
 *これだけ数の優位があって、どうして世論を説得できない
 *多くの一般市民が、自民党の無能を知った
 *つまり、次に自民党が凋落した時が自民党の終わり。
 *民主党と同じ道を辿っている





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