大円の窓  OH MAD? NO MAD!

大円 一篇 (おおまど かずふみ)です。
SFホラー政治哲学小説、書いてみました。

読書メモ 「眠れない一族 食人の痕跡と殺人タンパクの謎」 (5) ダニエル・T・マックス 

2016年10月15日 | 眠れない一族
こんにちは


読書メモ


・プリオン病の仮説は、非凡な人々が途方もない想像力を働かせてうちたてた。
・プリオン仮説で、2人の科学者がノーベル賞を授与された。
 ・カールトン・ガイジュシェックは、鍵となるたんぱく質を突き止めるのに貢献
 ・スタンリー・プルジナーは、それをプリオンと命名した
・プリオン病発見は、人間の潜在能力(詮索・調査・想像への衝動)の凄さを教えてくれる。
・だが、同時に、プリオン病は、人間の野心が人間を危険に晒すことを教えてくれる。
 *ここで言う野心とは、「生命の改造への野心」
・人間の野心が、人間に害をなしたのは、プリオンが初めてではない。
 ・一万年、人間が農耕を始めた。
 ・そして動物を家畜化した。
 ・それがバクテリアやウイルスの脅威を生んだ。
・天然痘、麻疹、結核は、家畜からうつされた病気である。
・これらの病気がやっとのことで押さえ込まれたのは、19世紀末。
・プリオンとバクテリアやウイルスとの違い
 ・バクテリアやウイルスは、自らの個体数を増やすため、人間と競争している
 ・プリオンは、誰とも競争しない。
・なぜならただのタンパク質だから。
  ・命を受け継がせるDNAもない
  ・たんなる分子
  ・単なる化学反応で、くっついたり、離れたりするだけ
  ・正しく折り畳まれたり、間違って折り畳まれたりするだけ

・イタリアの高貴な出身の医師。
 ・FFIに関する最初の記録は医師だった。1765年11月。
 ・安眠が失われ、原因がわからない。
 ・はじめは悪い気分ではなかったかもしれない。
 ・徹夜でトランプをしたり、本を読んだりできただろう。
 ・だがそのうち、たいへんな汗をかくようになる。
 ・瞳孔は極端なまでに収縮
 ・異様なほど落ち着かない
 ・体の奥から発する震え
 ・疲労困憊
 ・幻覚
 ・激しい体温の上下
 ・手足がひきつり、ばたつく
 ・病気というより、何かにとり憑かれたように見えただろう
 ・一年以上の断続的な呼吸困難
 ・死ぬ2ヶ月前から、体が完全に麻痺
  *自分で何もコントロールできない。
  *ただ耐えるだけ
  *生き地獄?
  *地獄といった概念は、これに近い?

・ジュゼッペ
 ・1770年生まれ。
 ・田舎貴族で、紳士で、資産家。
 ・8人の子供のうち、5人が1歳の誕生日を迎える前に亡くなっている。
  ・当時は普通
 ・1827年、息子コンスタンテが倒れる。
  ・医学ではどうしようもなかった
  ・地元の魔女
  ・万能のおまじない
  ・地元の聖職者
  ・悪魔祓いの儀式
  ・1829年に亡くなる
   *2年間、こうやって苦しみ続けた。
   *患者も、家族も、何も分からないということは、どれほどの苦痛だったろうか?
   *悪魔の存在を信じたくもなるだろう。その方が、分からないことより遥かに救われたのかもしれない。
  ・聖職者はペラグラと記録
   ・ペラグラは、栄養不良による病気で、FFIに症状が似ていた
 ・息子が死んでしばらくして、ジュゼッペ発病
  ・息子の病気とは結びつかなかった可能性あり
   ・FFIの症状は、患者によって異なる。
   ・年齢が低いと、精神に異常をきたす
   ・年齢が高いと、不眠症。
    *なんで? 視床の働きは、年齢によって変わる? 





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