大円の窓  OH MAD? NO MAD!

大円 一篇 (おおまど かずふみ)です。
SFホラー政治哲学小説、書いてみました。

読書メモ 世界全戦争史 松村劭、H&I出版 17

2017年08月14日 | 世界全戦争史
・ 戦史から学ぶべきもの

・ 戦争には、勝敗分岐点となる会戦・戦闘が起きる
・ 歴史を動かす決定的戦闘
・ ここから名将、智将の統帥を学ぶ
 ・ 思考と特性
 ・ 名言、格言

・ なぜなら指導者の資質が歴史に決定的な役割を果たすからである

・ 戦争は勝つか負けるかのいずれかしかない。すなわちゼロサムゲームである。
・ 一方、政治は非ゼロサムゲームである。
・ ゼロサム人間と非ゼロサム人間をどう組み合わせて国家経綸を行わせるかが、国家発展と繁栄の鍵を握っている

・ ゼロサムゲームにおける人間の行動方針は4種類ある
 ・ 戦果最大案(公算五分五分、一か八か)
 ・ 成功可能性最大案(期待値最大案)
 ・ 失敗可能性最小案(最大安全値案)
 ・ 損害最小案(最小後悔値案)

・ 戦争における思考方法は二つあると言われている
 ・ 演繹的帰納法(科学的思考法)
 ・ 連想・直覚的思考法
・ どちらの思考法であろうが、絶対に理解しておかねばならないことがある
 ・ 「状況の四分の三は霧の中」クラウゼヴィッツ

・ 次のことを肝に命じなければならない
 ・敵の「可能行動の容易性」と「可能行動の採用公算」は全く意味が違う
  ・ 意思決定の自由を持つ敵は、実行容易かつ合理的な可能行動を選択するとはかぎらない
* 例えば「北朝鮮が攻めてくる容易性・合理性」と「北朝鮮が攻めてくる公算」は全く違う話である。
* 北朝鮮が攻めてくる容易性も合理性も低いのは誰もが知っている。だが、状況によっては北朝鮮が攻めてくる「公算」は非常に高くなりうるのだ。
* だから合理性を論じたところで意味はない。
* 論じるべきは「公算」の見積もり
* 北朝鮮が攻めてくるとすれば、どういう状況か? どういう戦略・戦術がありうるのか? それを実行する公算はどれだけあるのか?

・ そもそも戦争の合理性とは何か?
・ 理論的に言えば、敵より優勢な戦力を集中して戦うべきである
・ しかし、それをすれば敵は決戦を回避する
・ 戦いたくても、敵が戦ってくれないのである
・ つまり、「敵より優勢な兵力」というのは、非合理的なのである

・ では、戦争において「合理的」な戦い方とは何か?
 ・ たった一つ合理性を持つ戦い方がある。
 ・ それは「奇襲」
  * 戦争において、奇襲は卑怯ではない
  * 逆に、戦争において、奇襲を受けたリーダーはボンクラという評価を受ける
  * かように、ゼロサムゲームの考え方は違うのである

・ パットン大将は、合理性についてこう言った
 「将来の将軍たちは、状況に適合するように計画を作るだろうが、計画に適合するように状況を作ろうとしないだろう。それは危険なことだ」
 * さて、この思考法は一般的に合理的であろうか?

・ フレデリック大王
 本当の創造力とは、状況を変えることを想像することだ
 * さて、この思考法は一般的に合理的であろうか?

・ 孫子曰く、「正を以て合し、奇を以て勝つ」


* 今、世界はリーダーについて悩んでいる。リーダーの資質について悩んでいる。
* そして口をそろえて言うのが、「とんでもないやつ」
* すなわち一般的に合理的でないと言う
* 一方、トランプや金正恩やクリントンや安倍晋三は、自分は何も間違えていないという
* つまり合理性を論じても仕方ないのだ。
* 彼らは国民を相手に戦っているのだから
* だとすれば国民は何をすべきか?
* リーダーの評価基準を新しく創造すればいいだけだ。もはや武器も暴動も必要ない。
* インターネットはそれを可能にし、人工知能がそれを実現するだろう





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