フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月11日(金) 小雨のち曇り

2016-03-12 03:37:58 | Weblog

7時半、起床。

トースト、サラダ、紅茶の朝食。

午後1時を過ぎた頃、昼食を食べに出る。

お向かいの家の早咲きの桜。

東京の開花日は3月23日で、満開はその5日後(28日)と予想されているようだが、ここ数日の寒の戻りも計算に入っているのだろうか。

「中川」の看板に書かれた本日のメニューに惹かれて、ここで食べることに決める。

カツ煮定食を注文。二つの小鉢は、春雨サラダとひじきの煮物。

ダイエットとの関連をどう考えるかだが、夕方にジムに行くつもりなので、よしとしよう。

食後のコーヒーは「グッディ」で。

「グッディ」は二階(および三階)にある。

二階にはテーブルが3つ。満席だと三階に行くことになるが、他に客はいなかった。

ブレンドコーヒーを注文。

いままで気づかなかったが、カウンターの横の壁に緒方拳の色紙が貼ってあった。その上にもう一枚同じ日に書かれたと思しき色紙が貼ってあったが、判読できない。「どなたの色紙ですか」とマダムに聞いたら、「藤真利子さん。ご存じ?」と言った。はい、知ってますよ。

1989年9月28日(秋のはじめ)か・・・。おそらくこの時期に二人が出た作品(映画か、TVドラマ)があるはずと、後からネットで調べたら、ありました、1989年公開の映画『社葬』(舛田利雄監督)が。会長派と社長派が対立している新聞社が物語の舞台で、社長が芸者相手に腹上死をして、その葬儀委員長(緒方拳)を務めることになった男が主人公。この年のキネマ旬報ベストテンで第9位にランクインした作品である。

と、これで決まりと思ったら。映画の公開は6月だった。それではつじつまが合わない。

で、改めて探したら、ありました、1989年12月6日に日本テレビで放送されたドラマ、水曜グランドロマン『男の事情シリーズ1 旅の終りに ダメ部下の女房にホれられて 甘ずっぱい晩秋の時』というのが。主役の緒方拳は運送会社の社長。従業員(佐藤B作)が起こした事故が元で会社は倒産するが、その従業員の妻(藤真利子)と深い仲になるという話。蒲田でロケが行われ、二人の密会の場所として「グッディ」が使われたのだろう。うん、これで決まりだ。今度、マダムに確かめてみよう。

夕方からジムへ。クロストレーナーを40分漕いで、530キロカロリーを消費。今日は前回のように気温や湿度が高くないから、途中でバテることはなかった。

夕食は温泉湯豆腐、麻婆茄子、ごぼうのマヨネーズ和えとレタスのサラダ、卵と玉ねぎのみそ汁、ご飯。

韓国の囲碁のトップ棋士李九段と囲碁のコンピューターソフト「アルファ碁」との5番勝負第2局は、コンピューターの連勝となった。日中韓の囲碁界に激震が走っているらしい。第1局は李九段の優勢な局面でコンピューターに勝負手が出て、李九段がそれを咎めそこなって逆転負けということだったが、第2局はまったく違う展開だった。序盤からコンピューターが変則的な手を連発し、「なんだこの手は?おかしな手だな・・・」とその意味を測りかねていると(李九段も解説の棋士たちも)、気づいたらコンピューターが絶対的に優勢な局面になっていたということだったらしい。李九段はミスで負けたのでなく、囲碁観で負けたのである。これまでの囲碁の研究の歴史(定石や手筋)がいっぺんにひっくり返されたようなパニック感覚に棋士たちは陥っているようである。囲碁は盤上で地を囲い合うゲームであるが(地の多い方が勝ち)、地の囲い易い場所は、四隅、四辺、中央の順である。中央は広いがそれだけに簡単には囲えない。だから、まずは四隅、次に四辺でしっかり地を確保してから中央の戦いにもっていくというのが囲碁の基本的な戦い方であるが、今回、コンピューターは四隅、四辺の攻防を軽く見て(少なくとも人間の目にはそう見えた)、最初から中央志向であったらしい。プロ棋士では武宮正樹という異端の棋士の「宇宙流」というのが中央志向の戦い方として知られているが、「アルファ碁」は武宮正樹をハイスペックのロボットにしたようなものなのだろうか。5番勝負の行方はこれで決まったも同然だろう。コンピューターが囲碁という人類が考えた一番難しいゲームで人間に勝利する日がついに来たのである。

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