フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月2日(火) 晴れ

2017-05-06 07:53:20 | Weblog

7時半、起床。名古屋旅行2日である。

9時になったあたりで、ホテル1階のカフェで朝食。和定食をチョイス。

+ベーコン、ソーセージ、野菜、スープ。朝からしっかり食べた。

10時に息子がロビーにやってくる。ホテルとのフロントで「バス・地下鉄全線一日乗車券」を全員分購入。これ、絶対にお得である。地下鉄・市バスのチケットとしだけでなく、美術館等の割引まであるのだ。昨日がアウトドアだったので、今日はインドアの予定である。

ホテル最寄りの東山線伏見駅から地下鉄に乗る。いきなり娘がミスを犯す。せっかくの一日乗車券を使わず、スイカで改札を入ってしまったのだ。やれやれ。

「中村公園駅」で下車。市バスに乗って鴨付町まで行く。

お目当てはここ。「大一美術館」。

ガラスアートの美術館だ。入館料は800円だが「一日乗車券」を呈示すると200円引きになった。

一階はエミール・ガレの作品の展示が中心。ガレについては夫婦旅行で箱根に行ったとき、ポーラ美術館で堪能した。

二階はアメリカ初の人間国宝、デイル・チフーリの作品の展示が中心。写真OKである。

チリーフの作品を実際に視るのは初めてだったが、すっかり魅了された。

作品名「シャンデリア」 魚の餌のイトミミズのかたまりに見える。不気味で、生命力を感じるという点は草間弥生と通じるものがあるが、草間の作品よりもチリーフの作品の方に明るさと美しさを感じる。

 

作品名「ベネチアン」 海の底の植物園のようである。

作品名「フィンランド・コバルトボール・インスタレーション」 浜辺に打ち上げられた深海の生物(蛸の一種)と林立するカラフルなモリのように見える。

作品名を控えるのを忘れるくらい魅了されるた品だ。水中花のようなクラゲたち。

美術館を出て、中村公園駅に戻るバスの車窓から。チフーリの世界に浸ったあとでは、共産党のポスターも幻想的に見える。 

 中村公園の駅のそばに巨大な鳥居が建っている。この先に大きな神社(≒おそらく中村公園)があるわけだ。当然、行ってみることする。妻と息子は「やれやれ」という感じで付いてきたが、娘は駅で待っているとのこと。

参道の途中で見かけたカフェ「ミヤ」。ほどよく客が入っている。多くは地元の人だろう。

いい感じのカフェである。一人旅ならば絶対に入るところだが、黙って通り過ぎる。

神社に到着。豊臣秀吉を祀る「豊国神社」である。同名の神社は全国にあるが、ここが秀吉の生地であるところに価値がある。

木と池があるためだろう、気持ちのよい風が吹いている。

中村公園駅に戻り、東山線に乗って栄で降りる。

息子の案内で「矢場とん」へ昼食を食べに行く。

鉄板味噌カツ(ロース)。熱々のカツが運ばれてきて、客の目の前で味噌ダレをかける。これは娘が注文したもので、私はヒレを注文し、シャアして食べたが、ロースの方が味噌ダレには合うと思った。

「矢場とん」を出て、栄町を歩く。ビル(サンシャインサカエ)に張り付くような大きな観覧車。動きはとてもゆっくりだ。

東京でいえばこの辺りは新宿に相当するだろうか。

ガイドブックに載っている娘が行きたがった陶器の店「make my day」(m.m.d.)。

私もこういう店は好きである。

この店オリジナルの色使いとハチの巣のような形の取り皿。私も妻も娘もそれぞれに好みのものを購入。妻は最初、息子に選ばせて、お姉さんへのお土産に購入したのだが、思い直して自宅用にすることにした(お姉さんにはお菓子を買っていくことになった)。私が購入した分は研究室で使うことにする。洋菓子にも和菓子にも合うだろう。

店を出て、愛知県美術館へ向かう。名古屋テレビ塔の近くだ。電波塔としての役目はすでに終えたが、商業施設として余生を送っている。

複合施設「オアシス21」のシンボルであるガラスの大屋根「水の宇宙船」。

愛知県美術館は愛知芸術文化センタービルの10階にある。

たまたま「フィンランド・デザイン展」をやっていた。入館料は1200円だが、「一日乗車券」を呈示すると100円引きになる。

この布地のコーナーだけ写真OKだったが、他にも洗練されたデザイン(日本人の好みに合う気がする)椅子や食器などの日常用品が展示されていた。

気持ちがウキウキする、スッキリした気分になる、というのは日常用品として大切なことだろうと思う。

遊び心もある。

常設展の方は「解体」をテーマにしたものだったが、美術館は今年の11月下旬からしばらくの間(2019年3月末まで)改修工事に入るのだそうである。

屋上庭園にも展示作品がある。

  加藤昭男「大地」(1986)

コルリネス・ジットマン『カリブの女』(1983)

館内のカフェで一服。ソーダフロートはここではメロンソーダだった。

時刻は午後5時。帰りの新幹線まであと3時間あるので、名古屋市立美術館も回ろうかとも考えたが、ちょっとあわただしいことになりそうなので、名古屋駅構内の「駅釜きしめん」で早めの夕食を食べ、7時過ぎの「のぞみ」に切符を変更して、1時間ほど早めに帰京することにした。

駅釜きしめん。味噌煮込みうどんはコシのある麺だったが、きしめんは柔らかい。ある時期からやたらに「こし」が強調されるようになったが、私は柔らかいうどんというものが嫌いではない。きしめんを使った味噌煮込みうどん(トロトロになるだろう)というものも食べてみたい気がする。

ごちそうさまでした。これで今回の旅行で、ひつまぶし、味噌煮込みうどん、味噌カツ、きしめんと名古屋の名物4種を食べた。外れはなかった。名古屋名物には他に海老フライ、天むす、手羽先、カフェのモーニングなどがあるが、手羽先は食べて観たかった気がする。テイクアウトの手羽先を打っている店を駅構内でさがしたが、見つからなかった。しかし、ケンタッキーフライドチキンを車内で食べるのはNGだと思っている私には、手羽先を車内で食べるのもやはり考えものだったかもしれない。手羽先は次回の楽しみにとっておこう。

名古屋は観光地としてはどうかと来る前は思っていたが、どうしてどうして、けっこう楽しめた。

7時過ぎの新幹線に乗車。来るときは3人だったが、帰りは4人である(息子はGW後半を東京で過ごす)。

車内では手羽先ではなく、名古屋駅構内で買った「八天堂」のシュークリームを食べた。

8時半過ぎに品川駅に到着。帰宅したのはちょうど9時だった。

久しぶりの家族旅行だったが、次はいつになることだろう。旅は一人旅が最上だが、家族旅行は旅とは別種のカテゴリーに属するものである。

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